金融庁職員装いキャッシュカードだまし取ろうとしたか、男逮捕

金融庁の職員を装い、高齢の女性からキャッシュカード2枚をだまし取ろうとしたとして、詐欺グループの現金受け取り役の男が、警視庁に逮捕されました。

 逮捕されたのは、埼玉県草加市の無職・犬飼佳宏容疑者(30)で、今月14日、金融庁の職員を装い、東京・世田谷区の83歳の女性からキャッシュカード2枚をだまし取ろうとした疑いが持たれています。犬飼容疑者は詐欺グループの現金受け取り役とみられ、女性に偽の金融庁の職員証明書を見せて信用させようとしましたが、不審に思った女性に通報され、逮捕されました。

 取り調べに対し、「『封筒を受け取る仕事がある』と指示されるがままに行ったら受け取れずに逮捕された。納得がいきません」と容疑を否認しています。
 
 
 
 
 
 
 

詐欺電話を信じた女性50万円被害 長男の上司の息子装う男に手渡す その後、不審に思い通報/朝霞

埼玉県の朝霞署は18日、朝霞市の無職女性(78)が手渡し詐欺で現金50万円をだまし取られたと発表した。
同署によると、14日午前9時半ごろから、女性方に男から電話が数回あり、「俺だよ。会社の会計手続きを間違った」「今日中に300万円必要」「車を追突された。上司の息子が取りに行く」などと話した。県内に別居する長男(52)と思い込んだ女性は同日午後3時45分ごろ、自宅を訪れた長男の上司の息子を名乗る男に現金50万円を手渡した。その後、不審に思った女性が同日午後4時ごろ、110番した。

 現金を取りに来た男は30代、身長約165センチ。白いワイシャツに黒いズボン。白いマスクを付け、黒色のビジネスバッグを所持していたという。
 
 
 
 
 
 
 

東伊豆78歳女性 300万円詐欺被害

東伊豆町の無職の女性(78)が18日、息子を名乗る男らに現金300万円をだまし取られたと下田署に届け出た。同署が受け取り型の特殊詐欺事件として捜査している。

 同署によると、女性宅に12日夕方、息子を名乗る男から「投資信託の返却期限が迫っている」と電話がかかってきた。女性は翌日、同町内の金融機関で300万円を引き出した後、神奈川県のJR小田原駅まで出向き、息子の代理人を名乗る男に手渡した。その後、息子と連絡を取り、被害に気付いたという。

 現金を受け取った男は年齢40歳前後。身長170センチ前後の中肉で、黒色系のスーツを着ていたという。
 
 
 
 
 
 
 

架空請求詐欺1100万円被害 逗子・70代女性

神奈川県逗子市に住む70代の無職女性が17日、金融機関の職員を装った男らに現金約1100万円をだまし取られた、と110番通報した。逗子署は架空請求詐欺事件とみて調べている。

 署によると、5月中旬ごろ、金融機関の職員を装った男から女性宅に「法人の債権を購入するのに名前を使わせてほしい」などとうその電話があり、女性が承諾。その後、法人の職員を名乗る男から「名義貸しは違反。裁判にならないためにお金が必要だ」などと電話があり、女性は5月29日~9月7日の間、3回にわたり、自宅近くで男に現金を手渡したという。

 女性は息子に相談し、だまされたことに気付いたという。