私は 私にすら
心を開けなかった
私は 私にすら
本当の気持ちを伝えられなかった
奈落に堕ちるようなゲスい本音を
隠していたら 呼吸困難になった
心も体も バラバラになって
「満たされない」しか 存在しなくなった
それほどまでに 認めることのできない本音だったから
ゲスいを通り越して 非人道 なのかもしれない
(自分を含め)誰をも傷つけることにしかならない本音だろうから
私は 私ではいられない いてはいけない
非人道でいることで受け取るであろうギフトを
受け取るのが怖かった
今は、
「そうか 怖いのか。でも、それが本当の気持ち、本当の望みなんだね」
と、
穏やかになだめながら、諦めながら、
少しずつ受け入れてつつあります。