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ピッピスタイル☆

ママの「ヒーローめがね」で
ADHDキッズの“みんなと違う”発想を強みに
世界を動かすヒーローを育てる!


ADHDや発達凸凹キッズの困りごとを解消し
自分らしく活躍できる大人に成長させるための
情報を発信していきます。

今日は、
親の心配についてお話しようと思います



子どもが将来、困らないようにしてあげたいと

思うのが親心ですよね



でも、
心配するあまりに
口を出しすぎてしまうことで
かえって将来を損なってしまうことが

あります



これが
「過干渉」の問題です




人には、

・自分で決断する力、
・自分の決断の責任を引き受ける力

が必要です



親が過干渉になって
何でも判断し、指示してしまうと
この力が身につきません



親が何でも判断するというのは
子どもを信頼できていない
ということです



「あなたじゃ正しい判断ができないから
親が判断しますよ」
という無言のメッセージになります




その無言のメッセージを
浴び続けると
子どもは自分に自信が持てなくなります




そう聞くと
「私もやっちゃってないかしら…」と
心配になってしまうかもしれませんが
大丈夫です!



この逆の対応をしていけば
過干渉にならず、
お子さんを自立に導くことができるわけです!



過干渉かどうかの見分け方を

知っておきましょう



過干渉を見分けるには

「その課題の責任を取ることになるのは誰?」

を考えましょう



もし、責任を取るべき人が
自分ではないのなら
その課題に口や手を出した場合には
過干渉ということになります




例えば子どもの忘れ物問題


忘れて困るのは子どもです
責任を取ることになったのは子どもです


だから
ママが「忘れ物しちゃダメよ」と
口うるさく言ったり、
先回りして支度したりした場合は
過干渉です


※もっとも、発達段階に適した課題のお話です
入学したての小学校1年生が
一人で全部お支度するのは難しいので
そこはサポートが必要です



過干渉の難しいところは
心の底から「相手のために」と思って
やっているので
過干渉だと自覚しにくいこと



お子さんへの愛情からやっていることが
逆効果になってしまうのは
とても悲しいですよね



お子さんへの愛情が
まっすぐ伝わるように
「過干渉じゃないかな」
「これは誰の課題かな」
と、考えてみてくださいね^^





この
「この課題の責任は誰がとるべきものか」
という考え方は
アドラーという心理学者の
「課題の分離」というお話です


ご興味を持たれた方は
調べて学びを深めてみてくださいね^^