style要素を利用した取り込み

基本的に、CSSをHTML内に取り込む方法は、3通りあります。
これは、CSS3であっても例外ではありません。
CSS1でも、CSS3でも、同じ方法が採られます。

では、

その中の最も初歩的な、

「style要素を活用した取り込み」という方法を見ていきましょう。

まず、どの方法にも共通することですが、CSSのソースを作る必要があります。

ソースというのは、HTMLのソース同様、英語を使ったものとなります。
しかし、＜html＞等のような、HTMLでおなじみの物は使いません。
基本的には、色や字の大きさ、行間空白等を指定する為の言葉を使います。
最もわかりやすい例でいうと、字の色を表す「color」でしょうか。

ここでは、「h1 { color : #ff0000 }」という例を使います。

「h1」というのは、第1見出し、

本文の一行目を意味し、「#ff0000」は色（これは赤色）を意味します。
すなわち、一行目の字の色を赤にしているという指定です。
これを、HTML内に貼り付けます。

貼り付ける部分は、＜body＞?＜/body＞の間に記載している、

指定を行う文のすぐ前です。
事前にその文章の前後には「h1」および「/h1」を足しておき、

この文章が第1見出しのと指定しておきましょう。
そうしていると、その文章が「h1」という指定がなされ、

「h1 { color : #ff0000 }」がしっかりと機能します。

しかし、これだけを加えても、まだ字は赤にはなりません。
この、中にCSSを書き込む形の場合は、

「style="（指定）"」という形にする必要があります。
よってこの場合は「style="h1 { color : #ff0000 }"」となります。
これでCSSの指定が反映されることになります。

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CSSの適用

HTMLの例をひと通り眺めたら、

今度は実際テキストエディタに記載してみましょう。
難しいことはなにもありません。

最低限の部分だけをコピーし、

それを貼り付けるだけでも、一応形にはなります。
必要な部分は、

「＜html＞および＜/html＞ 」、

「＜head＞および＜/head＞」、

「＜title＞および＜/title＞」、

「＜body＞および＜/body＞」くらいです。
これらの配置を、例の配置のままにコピーしてみましょう。

そして、「＜title＞」と「＜/title＞」の間、

「＜body＞」と「＜/body＞」の間におのおの適当な文字を打ってみましょう。

＜title＞の後に書いた文字は、

そのホームページのタイトルとして上部に表示されます。
その一方、＜body＞の後に書いた文字は、本文として表示されます。
これだけでHTMLは形になりますし、

さらにいえば、ホームページ自体もこれで完成です。

では、ここにCSSを実施してみましょう。

上記の文だけだと、

白い背景に黒い文字が素っ気なく載っているだけです。
そこに、洋服を着せるようにCSSを実施します。
方法はおもに3通りあります。
HTMLの中に直接書き込むか、

外部にCSSを作り、そこから取り込むか。
前者には2通りの方法があるので、合計3通りとなります。

もしこの場合、CSS3であれば、

より多くの装飾が可能となることは間違いありません。
CSS3の強みは、まさにここにあります。

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CSSの作り方

メリットやデメリットをある程度把握したら、

次は早速CSSを作ってみましょう。
CSSを作るというと、何か特別なソフトやツールが必要に思うかもしれませんが、

実際はそういった特別な物は一切必要ありません。

CSSは、パソコン内に標準インストールされている、

メモ帳等のテキストエディタさえあれば、誰にでも作れます。
これは、CSS1だからとか、CSS3なので、等のようなレベルによる違いはなく、

CSS1でもCSS3でも同じです。

テキストエディタを使ったことがないという人は、

パソコン内の「プログラム」から「アクセサリ」を選択し、

その中の事項にある「メモ帳」をクリックしてみると、

テキストエディタが使えるようになります。

さらに簡単な方法としては、

パソコンのどこでも良いので右クリックして「新規作成」を選び、

その中の「テキスト ドキュメント」を開けば、メモ帳機能が使用可能となります。

このテキストエディタを使用して、まずはHTML文章を作ってみましょう。

この時点でよく分からないという人は、

まず「HTMLとは何か」という点を学ぶ必要があります。
ネット上にあるホームページの大半はHTMLで構成されているので、

適当なホームページを開き、

そこでツールバー内の「表示」→「ソース」を選択してみてください。
すると、そのホームページのHTMLが表示されます。

多くのホームページでは、最初に＜html＞という表示がなされていますが、

この場合はそのホームページがHTMLで作られているということになります。
このソースを参考に、HTMLがどんな物かを確認してみましょう。

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