2022.8.30 検診で右乳がん疑いで生検
2022.9.7 右乳がん告知
2022.9.21 右肺腺がん(可能性が高い)
2022.10.30 手術直前にコロナ感染
手術延期になったタイミングで転院
2022.12.2 右乳房全摘+エキスパンダー挿入
2022.12.26 右上葉肺腺がん 部分切除術
乳がん生検から肺腺がん手術までを思い出し綴っています
12/26 肺がん手術当日
いよいよ手術だ
昨夜はなかなか寝付けず、
自然と涙が出てきた。
乳がんの手術前は
「やっと手術出来るこれで、
次のステップ(肺がん手術)に繋がる」
と次の事を見ていた
今回の肺がん手術は
怖くて、怖くて仕方がない
考えるとすぐ泣いてしまう…
乳がん手術をして
手術後のしんどさを
経験したからなんだろうな
「またあのきつい時間を過ごすんだー」
って思って辛くなっちゃうんだ
4時半には目が覚めて
洗面などを済ませて準備する
6時頃に点滴、
8時40分に手術室着の予定。
朝から着々と準備は進んで、
ICUに入るため荷物をスーツケースへ
戻しまとめなきゃならず大変。
ICUに持ち込んで良いのは
50cm大のビニール袋に入る分
ボディソープ、バスタオル、
オムツ、歯ブラシセット、スマホ、貴重品
だったが、持ち込みの枕が、
スーツケースやバックにまとまらず…
病棟看護師さんに聞いたら
「はっきりはわからないけど
ICUに枕持参しても多分大丈夫ですよ!」
と言われたので
ICUのビニール袋へ無理やり入れた
ICUの看護師さんに何か言われるかも…
と思ったが
この判断は正解だった
スーツケースなどは、病棟看護師さんへ
預けて、ICUから戻ったら渡してくれる
硬膜外ブロックも怖い…
でも、絶対して欲しいから頑張る!
こわい、怖い、こわい
やるしかない!
やらないわけにはいかないじゃん!
もう、S先生にお任せするしかない
前回同様に手術室までは
点滴スタンドを押しながら
看護師さんと歩いて向かう
手術室入るなり涙が溢れて止まらなかった
「この前も、手術したよなぁ。
なんで、私は乳がんも肺がんも
あったんだろう。なんでこんな辛い思い
何度もしないといけないんだろう」
(もう嫌だ)と泣いていた
まずは硬膜外ブロック、
怖くて少し痛かったけどなんとか大丈夫!
手術室の看護師さんが涙を拭いてくれた
そうこうしてると麻酔導入しワープ。
S先生からの声掛けで目が覚めた
「先生癌でしたか?」って聞いて
「炎症が強くて癌って感じじゃなかったけど
詳しく調べます」
って言われた気がする。
「今からまた手術だから、
遅くなると思うけど後で診にいくからね」
とS先生…
6つしかかわらないけど
お父さんみたいな温かさに
ホッとした
ICUへ移動
痛みは想像してたよりあまりなかった。
息を吸う時にキリッと痛む程度。
でも、深く息を吸うと痛むから
浅い呼吸になっている。
息苦しさは感じない
身体がキツくって
寒くてシバリンクがあって、
で、すぐ暑くなって。
ICUの担当看護師さんEさんが
掛け物の調整を細かく聞いてくれて
とても助かった
Aライン、尿道カテーテル、胸腔ドレーン
点滴、鼻に酸素吸入、モニター装着、
フットポンプなどなど
そりゃキツイよね。
ICUでの時間が長く感じた。
でも、担当してくれた看護師さんの
Eさんがとても細やかなケアをしてくれて、
すごく気が利いてとても安心感があった
娘と同じ位の年齢かなぁと思い
聞いてみたら
「23歳で新卒1年目です」って、
「娘も同じ歳なんです。娘にケアして
もらってるみたいで…
細やかなケアして貰えて嬉しい」
って、また泣く
私が痛そうにしていると
「背中の痛み止め追加しますか?」
と、すぐに対応してくれた
ICUでのケアの全てにEさんの
細やかな気配りが感じられて
痛みがあったり凄くキツいけど、
苦痛が軽くなる感じがした
すごく素敵な看護師さん
寝たり目が覚めたりキツかったり
夜になって吐き気が続いてたけど
ICUに緊急入院(救急搬送)があって
忙しそうなので
吐き気があっても、ギリギリまで我慢して
で、ナースコールをして
ガーグルベースに吐く
S先生が来てくれて「どうね?」
「S先生、(手術)お疲れ様でした」
S先生「本当に、こき使われてる」
と愚痴る
キツイけど笑いが出る
「肺の状態からタバコ吸ってた?」
って聞かれたけど
「ずいぶん昔に数回吸ったことある位」
まさか17歳の時とは言えず…
私が高校生の頃に、ディスコ🕺という
ものが流行っていて
カッコつけてタバコを吸った事がある程度
それ以降は、タバコを吸った事ない
S先生は、何度も様子をみに来てくれて
「足運動してるね?」
「S先生の顔を思い出して、その都度
動かしてますよ」
「そーね、頑張って動かさなんよ」
ICU看護師さんに、明日朝からの指示を
していたみたいでした
やっぱりS先生は優しい
ICUでの時間は長く、時計がないので
モニターに表示される時間をみて
まだこんな時間だー
と時間が長くキツく感じたICUだった