僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか 木暮 太一著
内容
――「労働力の価値」を積み上げていけば、やがて土台ができ、給料の基準金額を引き上げることができます。…労働力の価値を積み上げるには、「自分の労働力を消費せずに投資する」という考え方が必要です。
今日の仕事が今日で終わってしまい、何も積み上げを生まない場合、それは労働力を「消費」していることになります。たとえば、ある場所に1日立っていたら1万円もらえる仕事があったとしましょう。ただ突っ立っているだけで、1万円もらえるわけです。
とても楽ですよね。たしかに立ち続けるのは少し体力的にしんどいですが、それでも何もせず、何も考えずにお金をもらえるのは「いい仕事」です。
ところが、「今日1日立っていたこと」は、みなさんの将来を考えたときに、何か「積み上げ」になっているでしょうか。
答えは「NO」です。なんの積み上げにもならない、将来なんの役にも立たない、ムダな仕事です。強いて言えば、「1日立っている自信がつく」くらいでしょうか。これが、「労働力を消費する」ということです。
一方、「労働力を投資する」とは、今日の仕事が積み上げになり、「将来の土台を形作る」という意味です。たとえば、社長のカバン持ちとして、一日中、重要顧客をまわり、打ち合わせの議事録をとる仕事を日給2000円で命じられたとします。丸一日働いて2000円なので、時給に換算すると、とても割に合わない仕事かもしれません。
しかし、社長と重要顧客との打ち合わせに同席し、高レベルのビジネスの現場を目撃できることは、必ず将来の糧になります。その1日で得た経験が、将来への積み上げになるのです。
これが「労働力を投資する」ということです――
(木暮太一著『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?』星海社新書、237~238頁より)
僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか? (星海社新書)/木暮 太一

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