「NEXT」上 マイクル・クライトン ハヤカワ文庫
『バーネットは抗癌性物質を分泌する体質の持ち主。
彼は、自分の細胞を無断で売った大学と
買い手のBioGen社を相手に、訴訟を起こす。
BioGen社の研究員ジョッシュは、
人を成熟させる遺伝子の研究をしている。
一方、ヒトの遺伝子を導入した人語を操るオウムと
ヒューマンジー(ヒトとチンパンジーの交雑体)が
人知れず成長していた。
幾多のエピソードから浮かび上がる悪夢の未来図。
急逝した巨匠が生前発表した最後の小説』
「NEXT」下 マイクル・クライトン ハヤカワ文庫
『BioGen社が保存するバーネットの細胞株が汚染され、
彼自身も姿を消した。同社の依頼を受けた私立探偵は、
バーネットの娘と孫から細胞を採取すべく、二人を追う。
オウムのジェラールは鳥かごから逃げ出し冒険を繰り広げ、
学校に通い始めたヒューマンジーのデイヴは騒動を巻き起こす。
そして、成熟遺伝子を組み込んだ薬を吸った
ジェッシュの兄の体に遺伝が・・・
事実とフィクションを一体化させ、斬新な構成で描く野心作』
細胞や遺伝子と言うテーマで私には難しかった(ノ_-。)
登場人物も多く、短い話がとぎれとぎれに出てきて分かりずらった、
計算のできるオウムとヒューマンジーの話をもっと広げて欲しかった