「樹海に消えたルポライター~霊眼~」 中村 啓 宝島社文庫
『山梨県の山林で行われた生態調査で、
捕獲されたカラスの胃の中から大量の人骨が発見された。
それから数週間後、この事件に興味を持ったライターの
麻倉真弓が取材に出かけたまま消息を絶つ。
友人の柳川享子は、
順調にキャリアを積んでいた真弓の失踪が腑に落ちず、
行方を追い始めた。なぜ彼女は突然失踪したのか?
鍵を握るのは、人間が進化とともに失った器官、“第三の眼”。
第7回「このミス」大賞優秀賞受賞作が文庫化!』
『夫の自殺がきっかけで立て続けに不幸な出来事に
見舞われていた享子は、ある日訪ねてきた刑事から、
友人でスピリチュアル系のライター・真弓の失踪を知り、
行方を探るべく情報を集めはじめる。
未来を見通す霊能力者や、奇妙な傷を負ったヤクザたち・・・。
享子は真弓の失踪を機に知り合った人の証言から、
真相に迫りつつあった。だが代償として、
運命に導かれるやように前世の因縁が渦巻く
不可思議な世界へ深く入り込んでいく。』
初めの1ページで引き込まれていきましたが
予想と大分違っていて
私の思いこみでエピローグのラストが上手く理解できなかった。