「BATTLE ROYALE」高見広春
大田出版 1999年発行
『西暦1997年、東洋の全体主義国家、大東亜共和国。
この国では毎年、全国の中学3年生を対象に任意の50クラスを選び、
国防上必要な戦闘シミュレーションと称する
殺人ゲーム、“プログラム”を行なっていた。
ゲームはクラスごと実施、
生徒たちは与えられた武器で互いに殺しあい、
最後に残った一人だけは家に帰ることができる。
香川県城岩町立城岩中学校3年B組の七原秋也ら生徒42人は、
夜のうちに修学旅行のバスごと政府に拉致され、
高松市沖の小さな島に連行された。
催眠ガスによる眠りから覚めた秋也たちに、
阪持金発と名乗る政府の役人が、“プログラム”の開始を告げる。
ゲームの中に投げ込まれた少年、少女たちは、さまざまに行動する。
殺す者、殺せない者、自殺をはかる者、狂う者。
仲間をつくる者、孤独になる者。信じることができない者、
なお信じようとする者。愛する気持ちと不信の交錯、
そして流血…。ギリギリの状況における少年、
少女たちの絶望的な青春を描いた問答無用、
凶悪無比のデッド・&ポップなデス・ゲーム小説!』
これも映画で見て気になっていた本です
映画では伝わらなかったそれぞれの過去や
思いが分かって面白かったです