「猫島ハウスの騒動」若竹七海
光文社 2006年発行
『奇妙な事件に奇矯な人々、
そして猫・猫・猫…ユーモアとシニカルを絶妙にブレンド。
コージー・ミステリの名手、若竹七海の真骨頂!!
葉崎半島の先、三十人ほどの人間と
百匹を超える猫が暮らす通称・猫島。
民宿・猫島ハウスの娘・杉浦響子は夏休みを迎え、
家業の手伝いに精を出す日々を送っている。
そんなある日、ナンパに勤しむ響子の同級生・菅野虎鉄が
見つけてしまったのはナイフの突き立った猫の死体、
いや、はく製だった!?
奇妙な「猫とナイフ」事件の三日後、
マリンバンクで海の上を暴走中の男に
人間が降ってきて衝突した、という不思議な通報が!
降ってきた男は「猫とナイフ」事件にかかわりがあるようだが…。
のどかな「猫の楽園」でいったい何が!?
真夏の猫島を暴風雨と大騒動が直撃する!』
猫の表紙と題名につられて読みたくなりました
初めての作家さんの本なので少し読みにくかったですが
楽しく読めましたが
各章のタイトルと内容があまり関係していないのが
もったいなかったし
猫がもっと活躍するんじゃないかと
期待していた分ちょとがっかりでした