47年前の詩作が出てきた。まだ山本ノブヲで詠んでいた時期。
「栗木や安田や、池田や新聞やいろんな奴のいうことを聞いていて思う。
俺たちは思う! この怒りと悲しみと、そして放心との混沌とした頭の
中で思う。いま心の底からつきあげてくる気持はこれだ!と思う。
俺たちは人間なのだ。もっと人間らしい喜びや哀しみをかみしめて働く
権利がある。俺たちは人間なのだ。もっと人間らしく働く権利がある。
俺たちは人間なのだ!。もっと人間らしく働かせろと要求する権利がある。
俺たちは人間なのだ。
俺たちの悲しみの中には、この叫びが燃えている。死んだ仲間の、残さ
れた仲間のこの願いが燃えている。おさえても、おさえても、この地底の
叫びは、俺たちの胸の奥から突き上げるのだ。俺たちは永遠に忘れはしな
い。この怒り、この悲しみ、このつき上げる仲間の叫びを。」
ガリ版藁半紙刷りでした。文面は、明日の早朝出勤を控えて、宮浦坑炭住
集会場だったか、そこの現地対策本部で、私が藤田暁男(社青同福岡地本
情勢研究所長:当時経済学部博士課程?)の助けを借りて書きなぐり、社
青同大牟田支部:三池鉱夫)がガリ鉄筆をもったのでした。朝ぼらけの弔
いの靄の中、青年たちが三々五々半紙束を小脇に去っていくのを見送って
私は西鉄大牟田駅へと足を急いだ。 三井三池炭鉱炭塵爆発の直後のこと。
(=⌒▽⌒=)
「栗木や安田や、池田や新聞やいろんな奴のいうことを聞いていて思う。
俺たちは思う! この怒りと悲しみと、そして放心との混沌とした頭の
中で思う。いま心の底からつきあげてくる気持はこれだ!と思う。
俺たちは人間なのだ。もっと人間らしい喜びや哀しみをかみしめて働く
権利がある。俺たちは人間なのだ。もっと人間らしく働く権利がある。
俺たちは人間なのだ!。もっと人間らしく働かせろと要求する権利がある。
俺たちは人間なのだ。
俺たちの悲しみの中には、この叫びが燃えている。死んだ仲間の、残さ
れた仲間のこの願いが燃えている。おさえても、おさえても、この地底の
叫びは、俺たちの胸の奥から突き上げるのだ。俺たちは永遠に忘れはしな
い。この怒り、この悲しみ、このつき上げる仲間の叫びを。」
ガリ版藁半紙刷りでした。文面は、明日の早朝出勤を控えて、宮浦坑炭住
集会場だったか、そこの現地対策本部で、私が藤田暁男(社青同福岡地本
情勢研究所長:当時経済学部博士課程?)の助けを借りて書きなぐり、社
青同大牟田支部:三池鉱夫)がガリ鉄筆をもったのでした。朝ぼらけの弔
いの靄の中、青年たちが三々五々半紙束を小脇に去っていくのを見送って
私は西鉄大牟田駅へと足を急いだ。 三井三池炭鉱炭塵爆発の直後のこと。
(=⌒▽⌒=)