前回の続き、バガヴァーンの話です。
バガヴァーンとは、前回根源の魂と言うお話をしました。
ではバガヴァーンは誰なのか?
こんなイメージです。私達には必ず親がいます
父、母、そして祖父母がいます。そのまた父、母、曽祖父母がおり、ずっと辿ると、宇宙最初の生命体ブラフマンに行きつきます
実は、宇宙の最初の生命体がいるという事は、宇宙を創った人物がいるという事です。
宇宙を創った人物をヴィシュヌもしくはナーラヤナと言います
このヴィシュヌは宇宙を創造し、私達生命体を生み出します。
さらに宇宙には私達の知っている宇宙の他にも、精神エネルギーで出来た宇宙(精神界)があります。
これら全ての究極の源である人物をクリシュナだというのが
宇宙最初の生命体であるブラフマンの見解です。
あるいは自己を悟った魂は、宇宙の最古の人物はクリシュナだと
いいます。
つまり根源のバガヴァーンはクリシュナであり、6つの富を
全て持っています。
クリシュナは、全ての富、力、名声、美、知識、無執着を
持っているのですが、それらに執着しないのです。
クリシュナは根源の至上主なのですが、宇宙を創造する時に、
パラマートマンの姿として、すべての宇宙や生命体のハートに入っていきます。
すべての動かぬもの、動くものの中にも、あらゆる原子の中にも入っている、これがパラマートマンです。
光り輝く人物、神々しい人物のクリシュナから発せられた光を
ブラフマンといいます。
(グル✧ジャーヤナンダ・ダーサ著✧ギーターから引用)