心に添えるかどうか。 | チーム力+人間力を育む 組織人材育成コンサルタント 安澤輝香

チーム力+人間力を育む 組織人材育成コンサルタント 安澤輝香

京都・組織人材育成シーエスリレーション代表ブログ。



新しい年になり、気持も業務も日常に戻る時期になりましたね。

年末年始、お休みを取られていた方もいれば、お仕事で頑張っておられた方も多くいらっしゃいます。




特に飲食や物販などサービス業は繁忙期の会社も多くあり、最近になりようやく一息ついた方も多いですよね!

そんな忙しい時期は、ついつい業務が雑になることもあります。




実は先日、大勢のひとが溢れる場所で軽く串カツでも食べようかとお店に入りました。カウンターだけのお店でギュウギュウ詰めの店内。


人気があるのかな、と思い案内されるままメニューを見ようとしたら、店の対面側の壁にしかメニューが無いのです。

「見えない!!」

「なんでわざわざ歩いて確認しに行かなくちゃいけないの?」



仕方なく・・・わざわざ反対側へメニューを確認。




串カツは大阪でよく食べるので単価を比較して「高い」と思ったのですが、場所的にそんなもんなのかなとも思いました。



そして串カツが目の前に。
そこで驚いたのは串カツなのにナイフとフォークで切って食べないと食べれないサイズであること。
そして切ると衣がすべて剥がれてソースもつけられず。



「もはやこれは・・・串カツではない(笑)」




しかも、串カツセットと記載されているのに素揚げのような物も数本。サクサク感はなく古い油の味しかしません。
一生懸命接客されている若い学生さんのアルバイトの方々も悲壮感すら感じる表情で気の毒になってきます。




つまり。
選びにくい・食べにくいという2つの問題があり、そのうえでお料理に心がこもっていない。
出せばいい、というお料理になっていたのです。




忙しい時でも、お客様の心に添うことは大切です
忙しい時こそ、だと思うのです
目配りや気配りは繁忙期は常の倍は必要です。




そして食べる側の立場になって物事を考えていくと、必然的に何をすべきかが見えてくるものですね。



作っている。というのは作業です。
お料理とは、お客様のお腹を満たすだけではなく他のものも満たしてくれるもの。あたたかい気持になったり、ほっとしたり。




最近ではチェーン店も心を添えた様々な取組みをされています。
心を添えるとは相手の立場になって物事を考えてみること。





ラーメン屋さんや焼き鳥屋さんなど色々なお店で体験した素晴しいサービスは山ほどあります。
選ばれるお店になるためにするべきことは、お金をかけてすること意外にたくさんあります。




そこがあることがサービスの原点ですね。