おかげさまで「入社3年目までに身につけておかないとヤバい社会人のルール」は発売1ヶ月以上を経過し4度のAmazon在庫切れなどをしつつ書店でも平積みしていただいております!
お手に取って読んでくださった皆様に心から感謝します。
Amazonレビューに投稿してくださった記事の中で、著者として伝えたかったことを明確に分析してくださった投稿がありました。
こんな風に書いてくださるのは嬉しいですね!
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「一度は素直にやってみて」
「まず結論から話して」
「とにかく書く。メモを取る」
「社内に自分の応援団をつくろう」
「お礼、あいさつは徹底的に」
唯一の正解だとかいうことではなく、経営者やコンサルタントの言うことは共通する部分が多い。
一言でいうと
「誰でもできるのに誰もやっていないことを、当たり前にやりなさい」
ということだ。
かと思えば
「眉毛と口元を動かす」「脈拍に合わせてリズムよく動く」
など、科学的な切り口も交える。
『若い世代や子どもには目線を下げて話すほうがよい』
というのは大人の錯覚。
『根拠のある、格調高い話をする』つまり『一人前扱いする』ことで響くもの。
そういう意味で、うまい展開だと思う。
文体は常体と敬体まじりの二人称語り口調。
引っかからず、一息に読める。
『ビジネス書にしては軽めのタッチだなぁ』と思いながら「おわりに」まで読んで気づいた。
著者は若い世代の人たちを対象にこの本を書いた。
研修やセミナーの対面でいまだ出会ってない若者たちに伝える手段。
「会社のプログラムでは教わらない、けれど知っていると結果が変わるルール」
を、すこしでも多くの若いひとびとに伝えたいのだ。
だから、軽めの口語体×短く切った文×常体と敬体まじり×呼びかけ なのだろう。
ビジネス書を、対象読者層の多さ(=商売の効率)だけで書くなら、業種・業界を問わないビジネスマン全般を対象にするのが賢い選択。
けれどこの人はどうしてもこの「入社3年目まで」に伝えたかった。
著者も述べているとおり、
・社会人になりたての若い人たち。
・来春就職する学生さん。
・仕事を始めて数年経つ世代。
が対象になります。
読むと、気づきがあると思われます。
それから、
・これらの世代のお子さんを持つ、「うちの子は大丈夫かしら」と思う親御さん。
・若い部下を持ち、「なぜ我慢できないんだ」「話が通じない」と悩む管理職。
・社員の離職に頭をいため、定着に取り組む中小企業の経営者の方。
「そうか、そんなところで引っかかるものなのか」
と新鮮な発見があるかもしれません。
一読の価値あり。
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この表紙。
書店でも目立っていて、おじさんマークが目に留まる(笑)
編集者さんと二人三脚で歩んだ月日。
費やした時間は本当に多忙を極めましたが、多くの方に役立つ一冊になってほしい、と思いながら入稿まで頑張りました。
現在、別の企画書作成に取りかかり出版社の編集者さんとやりとりをしています。
現場で実際に起こっていることをリアルに体感しているからこそ、伝えたいことがある。
そんな想いで出版に取組んでいます。
