ドンキのPOP職人たちの熱きメッセージ | チーム力+人間力を育む 組織人材育成コンサルタント 安澤輝香

チーム力+人間力を育む 組織人材育成コンサルタント 安澤輝香

京都・組織人材育成シーエスリレーション代表ブログ。

ドンキホーテというお店。
一度は皆さんも行ったことがあるお店のひとつではないでしょうか。

Yahoo!ニュースでもピックアップされていますが、ドンキさんにはPOP職人という仕事があり凄腕のPOP職人さん達が店内の手書きPOPを作っていらっしゃいます。

単にPOPと思いがちですが実はあの小さな範囲にはサービスの集約された言葉が書かれていることが多いのです。


選ばれるお店のひとつに
「選びやすさ」というものがあります。

それは、お客様が「欲しいな」と思う言葉や「いいな」と立ち止まる言葉。
そして「オッ?」と手に取りたくなる言葉が明確になっているのです。


POPですから長々とは書けない。
なのでインパクトのある言葉でしっかりと伝えているのです。


これはお客様のお買い物をサポートする役割のひとつでサービスの一環になります。


単に売りたいから書くのでは売り手の想い先攻です。
例えばドンキさんやビレッジバンガードさんのPOPは売り手側の想いだけではなくお客様の何が知りたい?何が気になる?を先手で伝えてくれています。


これも「おもてなし」のひとつですよね!



先日、ビレッジバンガードさんに行っていたのですが
面白いPOPがありました。


おすすめの本が平積みになっているのですが
そこで見かけたPOPは思わず手に取ってみたくなる言葉が書かれていました。

「おすすめです!!!なぜならうちの社長がこれはおすすめだ!!いい本だ!と言っているからです」


思わず「えっ?」となったPOP。
しかしなんて素直なんだろうと思うと同時にビレッジバンガードさんという素晴しい店舗の社長さんがおすすめ!というのだから・・・と手に取るわたし(笑)


しかも観察していて発見したのは、その本を手に取る人が多いこと、多いこと(笑)


わたしと同じように思わず手に取ってしまったのかもしれないですね!


フックするといいますが、思わず手に取ってしまいたくなる楽しいPOP。
お買い物を楽しくする、サポートするために欠かせない小さな存在でありながら大きな役割を持っている存在。


小さなカードのなかには、「想い」が詰まっているのですよね!

気持ちを込めて書く、作る。
これもお客様のことを考えてこそ、できることです。