最近、セミナーでも「雑談力」について話す機会が多くなりました。
雑談力って簡単なようで難しいと感じている人は多いものですよね。
単に何も考えずに雑談するのは友達や親しい間柄なら誰でもできますが
ビジネスシーンにおける雑談力となると、また違うものです。
雑談力を磨くのに、いつもおすすめしているのはお笑い芸人さんの出ている番組。
でも、単に見て笑うんじゃない!!(笑)
どこを見るかというと面白い話しをしている芸人さんではなく、司会などをしている芸人さんのトークがかなり勉強になりますね。
芸人さんは上下関係が厳しい業界だけに、うまい雑談をされています。
以前、アメトークで「太鼓持ち芸人」というテーマがあり、そこにサバンナ髙橋さんが出ていました。
彼は「そうなんですか」というたった7語で様々な表現をして相手が話しやすい環境を瞬時に作っていました。
嬉しそうな話しのときは「そうなんですか!!!」と笑顔で驚いたように顔を輝かせて相手がもっと話したくなりょうにする。
腹が立った話しなどのときは「そうなんですか」と自分も腹が立ったような言い方で相手の気持ちを察して愚痴を言いやすくする。
心配なことがあったときは「そうなんですか・・・」と悲しそうに心配した表情で話し手相手に安心を与える。
雑談とは違いますが雑談しやすい状況を作ることは雑談力を上げる前に大切なことですね。
雑談力を磨くには、共通の言葉を使うことです。
相手が「昨日、大変だったんだよ!」と言えば
「そうなんですか!昨日大変なことがあったんですか!!」と共通の言葉をそのまま使う。
人は自分が使っている言語を同じように使う人に共感性を感じます
そして更に親しみ感が湧いてくるのです。
それは自分をわかってくれている、という安心からくるものです。
雑談力を磨くにはまず、相手が使っている言葉をそのまま使用することが「おすすめ」です!
また、共感とはその場で感じたことを共に感じること。
寒い、暑いなど誰でも感じている感覚を会話にすることは雑談の第一歩です。
雑談は頭を使います。
しかし慣れれば楽しく誰とでも会話ができるようになる。
年齢や性別を超えて会話を楽しめることは仕事にも生かされますよね。