総合病院などは十年前から増えていて、宿泊研修などに講師で行っていました。
当時は患者さんを治してあげている、外来は待って当たり前という風潮が根強くありスタッフの意識改革は、それは大変なものでした。
あれから十年。
当時、研修した総合病院の外来人気は凄く、サービスも素晴らしい形に生まれ変わりました。
受付にも元CAを採用したり、まさにカスタマーサービスの在り方を変えた結果です。
出遅れること数年。
いままたクリニック業界のCS向上研修が人気。
しかし、出遅れてもいいと思うんですよ。
気づいたから、やる。
本気の改革は時間がかかりますが、やると決めたらそこから変われますよね。
サービス向上に早い遅いはない。
気づいたときが変わるとき。
高齢者社会である今はクリニック業界もお客様である患者さんの取り合いです。
しかし取り合うのではなく、選ばれるかどうかです。
待つのは当たり前じゃない。
待たせて申し訳ない、とスタッフが動けるクリニックは些細なことにもお声かけして待合室にも笑顔がある。
受付では元気な笑顔の対応と、優しい言葉がある。
そんなクリニックが増えることは社会にも大きな影響を与えますよね!
この画像の病院は総合病院。
芝生があり池があり、入り口の警備員さんもみんなに挨拶している。
受付前に人がいて声がかかる。
受付に行けば笑顔で明るく優しい対応。
待ち時間、看護師さんが横に来て話しかけてくる。長い時間だとごめんなさいね、あと何人ですからと、一人一人に伝えて回る。
できているクリニック。
できていないクリニック。
どちらも命に関わる大切な仕事をされている現場です。
あなたなら、どちらを選びますか?
その患者さんの気持ちに寄り添うのが現場のプロ。そんなプロを育ていくのが私の仕事でもあるのです。
