数字にする。数値は行動のスピードを加速させます。 | チーム力+人間力を育む 組織人材育成コンサルタント 安澤輝香

チーム力+人間力を育む 組織人材育成コンサルタント 安澤輝香

京都・組織人材育成シーエスリレーション代表ブログ。

数字と言うと 「数字は苦手」 という意識を持つ人も多くいると思います。
 
実は私もその1人でした。算数も数学も苦手という意識を持っていたので

自分は数字が苦手だ。 そう思い込み、学生時代を過ごしてきた1人です。
 
そんな私が「数字好き」になったのは、販売の仕事をしてからです。
 
何故、数字が好きになったのか。 

仕事を数字に表すことで毎日が劇的に楽しくなったから、です。
 
もちろんそれまでも「今日も頑張ろう」という気持ちは毎日ありました。 
 
しかし、ある日まだ新人だった私に、担当営業と仕事の話をしていた時

「じゃ、どれくらい頑張るの?」と尋ねられたのです。
 
もちろん月の予算も把握していました。そして日割り予算も把握していました。
 
しかし店全体の数字は理解していても自分の数字を具体的な数字として

説明出来ることはしていなかったのです。
 
その日から私は自分だけの予算と売上ノートを書くようになりました。
 
初めは単に店舗予算から割って自分の予算を作っていたのですが

次第に自分なりの予算を作るようになり、次は客単価を上げる方法を考えたり、

来店してくださったお客様の事を書きこんだりしていると
 
どんどん楽しくなってあれだけ苦手意識があった数字が楽しくなってきました。

自分の仕事を数字にすると自分の仕事の仕方が、

行動が大きく変わると実感したのです。
 
例えばスポーツでも「もう少し遠くに投げるといいよ」とアドバイスされるより

「あと1メートル」と具体的な数字をアドバイスされた方が

あと1メートルに対してどう投げるか、しっかりとイメージできますよね。
 
仕事の数字もまったく同じだと思うのです。
 
営業の仕事をしていた時も数字と楽しく付き合う勝手な方法を

自分で見つけることで具体的な行動をどのようにしていくか、

自然に考えることが出来ました。
 
今日は数字が思うようにいかなかったな、という時は

自分の中で「ここは良かった!」と褒める為にも数字を使うようにしていきました。
 
例えば今日の目標の数字が100だとします。しかし、80が現実だったとします。
 
そこで20足りなかったと反省する反面、違う数字の見方をしてみるのです。
 
すると効率性では昨日よりも良かった。単価計算では良かった。

原価率では良かった、などなど。
 
そんな風に数字は良い事もたくさん見つけてくれるのですね!
 
目標は数字に置き換えてみる。具体的な数値で表してみる。
 
そうすることで具体的な行動への落し込みが出来ます。

与えられた数字ではなく自分で出す数字は遣り甲斐も違いますね。
 
今月は本を読もう。今月は3冊本を読もう。

この2つでも大きな差が行動で出てきます。
 
数字にすることで具体的な行動になる。
 
本当は数字ってとても楽しい!そう思える数字との付き合い方もあることを

多くの人に知ってもらえれば嬉しく思います。

シーエスリレーションは、これからも数字に管理されるのではなく、

数字を自己管理する。
 
そして数字に責任が持てる、人と組織を共に育てていきます。