東日本大震災に巻き込まれた方の一日も早い復興を願っております。


そして日本人なら、誰しもそう思っていると確信しています。


しかし、今の日本は、自分のことに精一杯になっている人が多いのも事実でしょう。


やたらにニュースに出てくる「ガレキ処理」の問題が、いい例です。


放射能汚染されたガレキが混入していたら、それを燃やすと地域汚染が広がる、と反対している自治体、いや住民が、いかに多いことか。


もちろん、成長盛りの児童への影響を心配しての発言と、理解しているつもりです。


しかし、放射能汚染されていない岩手や宮城の「ガレキ」まで反対されているのは理解できない。


さらに、福島原発近隣の「放射能汚染」が、それほど心配なら、福島県内の児童のことを考えるべきではないか。


福島県内の児童を集団疎開させることを、国中で考えなければいけないのではないか。


学校ごと、町ぐるみ、自治体全体で、その児童を受け入れる論議が必要ではないのか。


自分の子供と同じように、震災の被害に合った、中でも放射能線量の高い地域の子供たちの体を心配しなければならないのではないか。


政府や東電の対応は、当然、非難されるものだが、各地で「ガレキ処理」に反対されている住民も、結局、自分の身の周りしか考えて(見て)いないように見える。


それほどまでに反対を言うなら、自分の自治体の住民が国民運動をおこし、福島原発近辺の放射能線量の高い地域から、自分の自治体(安全な地域)へ、集団移動を実現させるべきではないか。


その費用は、全国民で負担するのは当たり前だと思うが。