松下幸之助で有名なパナソニック。


旧社名は、松下電器産業。


昨日、今日のニュースで、なんと、今期の赤字が7800億円の見込みとの発表があった。


ここのところ、薄型テレビの不振をブログで述べているが、


決して、それだけで赤字が7800億円になるはずがない。


また、それを論じるつもりもないが、過去に「ナショナルのお店」という強固な販売網を縮小したことも無関係ではないだろう。


現在のパナソニックに、どうやって消費者の声が届いているだろうか。


グローバル化に対応するために、海外に目が向き、日本という足元が見えなくなっているのではないか。


圧倒的な日本市場での他家電メーカーに無かった強みを、自ら放棄したのではないだろうか。


かつては、パナソニックの関係者には失礼な言い方だが、「松下」イコール「マネシタ」とまで言われた。


それだけ、特筆した独自な技術の商品ではなくても、強力な販売網で大量に販売して、各分野でシェアNO1を獲得したと認識している。


今のパナソニックに、他社にない強みは何があるのだろうか。


パナソニックの関係者だけでなく、日本人、全員が見直すべきだろう。


それにしても、これからパナソニックの関係者は大変だ。