昨日、読売巨人軍の清武代表が解任されたニュースが流れた。
粉飾決算?赤字隠しの暴露で社長を解任になったオリンパスの外国人社長と、変に重なる。
事の内容は大きく異なると思うが、日本企業の組織運営という点では共通点があり、疑問を感じる。
清武代表は、読売グループの総裁でもある渡邊会長の独断横やりをマスコミを通じて社外に訴えたことに始まる。
オリンパスの外国人社長は、不明朗な買収費用について、調査を命じたことから始まった。
どちらも、解任時には、会社運営での独断横行、トップの資質を理由に挙げている。
オリンパス、読売新聞とも、取締役決議による解任だ。
異様なのは、読売グループの渡邊会長に対しても、オリンパスの前任社長に対しても、社内から批判の声が上らない、一方的なことだ。
読売グループにおいては、終身名誉監督の長嶋氏の名前で、渡邊会長に対してひどいことをしているというコメントまで流している。
渡邊会長は、現在の読売グループを築きあげた功労者であることは間違いない。
また、オリンパスの前社長も、古参社員からのタタキ上げで、同様だろう。
日本企業は、年功序列であり役職社会である。
というか、自分自身、そんな組織でどっぷりと育ってきた。
創業社長ではない雇われ社長の正義感で、会社を潰されたくないと思うのは理解できる気がする。
しかし、以前から何度も書いているが、これが産地偽装、賞味期限改ざんなどにみられる日本企業の大きな問題ではないだろうか。
過去、私の知っている日本は、会社を辞める、もしくは辞めさせられると非難されるのは、通常、辞めた個人である。
その原因に、以前なら終身雇用、現在なら就職難がもたらしている閉鎖的な日本社会のやっかいな持病のように思える。
粉飾決算?赤字隠しの暴露で社長を解任になったオリンパスの外国人社長と、変に重なる。
事の内容は大きく異なると思うが、日本企業の組織運営という点では共通点があり、疑問を感じる。
清武代表は、読売グループの総裁でもある渡邊会長の独断横やりをマスコミを通じて社外に訴えたことに始まる。
オリンパスの外国人社長は、不明朗な買収費用について、調査を命じたことから始まった。
どちらも、解任時には、会社運営での独断横行、トップの資質を理由に挙げている。
オリンパス、読売新聞とも、取締役決議による解任だ。
異様なのは、読売グループの渡邊会長に対しても、オリンパスの前任社長に対しても、社内から批判の声が上らない、一方的なことだ。
読売グループにおいては、終身名誉監督の長嶋氏の名前で、渡邊会長に対してひどいことをしているというコメントまで流している。
渡邊会長は、現在の読売グループを築きあげた功労者であることは間違いない。
また、オリンパスの前社長も、古参社員からのタタキ上げで、同様だろう。
日本企業は、年功序列であり役職社会である。
というか、自分自身、そんな組織でどっぷりと育ってきた。
創業社長ではない雇われ社長の正義感で、会社を潰されたくないと思うのは理解できる気がする。
しかし、以前から何度も書いているが、これが産地偽装、賞味期限改ざんなどにみられる日本企業の大きな問題ではないだろうか。
過去、私の知っている日本は、会社を辞める、もしくは辞めさせられると非難されるのは、通常、辞めた個人である。
その原因に、以前なら終身雇用、現在なら就職難がもたらしている閉鎖的な日本社会のやっかいな持病のように思える。