多くの会社で、多種多様な製品が売られている。


自動車なら、Tをはじめ、N、H、M、S、D、I、・・・


そして、Tの中でも、何十車種が販売されている。


なのに、どうして、それが選ばれているか知らないケースがある。


自動車メーカーほど、マーケット調査をしているところはないだろう。


では、中小企業の自社製品では、どうだろうか。


例えば、はさみ、を扱っているとしよう。


はさみを使って何がしたい?


紙を切る?ビニールを切る?布を切る?他、何を切る?


切れないのは、なぜ?


切るのに、力が要るのはなぜ?


切る時、指が痛くなるのはなぜ?


まっすぐに切れないのはなぜ?


丸く切れないのはなぜ?


何を基準に選ぶ?


大きさは?


切る場所は?


どこで買う?


何を見て買う?


価格は?


色は?


誰が買う?


男?女?


何歳が多い?


こんなに種類が必要?


有名ブランドは何?


ブランド品は、なにが違う?


これからは、はさみに何を求められる?


全て、買う側に立って考えることが、売れるものを創ることにつながるのだ。


まず、お客様を徹底して、知ることから始めよう。