どの会社でも、定期、不定期に会議が実施されている。


会議の良し悪しが、業績につながることが多いのは知られていない。


だから、自社の会議の進め方について、意外に関心がないのが実状だ。


まずは、会議の内容が重要にもかかわらず、突然、日程が通知される。


当然、どうしても都合がつけられなくて、欠席するものが出る。


参加しても、体だけで、何も準備がない。


それも、当日までレジメがなく、会議の目的が明確ではないことも多い。


これでは、参加者は、どんな準備をしてきたら良いのか、分からない。


進行は、社長か、経営幹部がする。


始めから、結論ありきで進められているのが、公然の秘密というわけだ。


前回の会議での課題も、確認されず、さらに新しいことを議論する。


そして、会議で意見を求められて発言すると、進行役の社長や幹部から否定される。


これでは、前向きに発言しようという社員はいなくなる。


参加者は、社長や幹部の顔を見て、当たり障りのない意見で済ませる。


こんな会議が行われている会社、意外と多くないですか。