もう東日本大震災が発生してから、2ヶ月が経とうとしている。


未だに、13万人以上が、避難所生活を余儀なくされている。


福島第一原発も、まだ収束の見通しが立たない。


それどころか、まだ最悪の事態が起こりかねない状態だ。


ある学校の運動場での汚染数値が問題になっている。


年間20msvという単位だ。


大人と一律の数値設定がおかしいとの声だ。


その通りだと思う。


できるだけ、子供は低い方が良いに決まっている。


だが、考えてみると、今、明らかになっている放射線濃度は正しいのだろうか。


風向きにより、地形により、一律ではないはずだ。


それこそ、数m単位で、ばらつきがあるはずだ。


20km圏内、避難地域設定もおかしい。


汚染単位が明らかにされず、住民一律に指示が出ていること事態が腑に落ちない。


福島第一原発の敷地内には、今も、復旧のために数百人が、死に物狂いで働いているのにだ。


今までの発表でも、多くが隠されていることが明らかになった。


だから、20msv。これも、鵜呑みには出来ない気がする。


この不信感が、一番まずいのではないか。


政府、行政、東京電力は、この不信感を取り除くことが重要ではないだろうか。