ビンラディンがアメリカの特殊部隊により殺害された。


ビンラディンは、アルカイダの指導者であり、9.11の首謀者と言われる。


3000人以上の被害者を出し、その中には日本人もいた。


それ以降の世界のテロ戦争を広げた悪の根源である。


例え、独裁国家の元首であるリビアのカダフィー大佐であれ、無実の人間を殺した罪は、免れない。


しかし、アメリカを始め西欧諸国の歓喜は、違和感を感じる。


甘いと言われるかもしれないが、国家による殺人だ。


何十万人殺した罪悪人にだとしても、国家による殺人は、正当化されるべきではないと思う。


それが許されるから、戦争がなくならない。


ビンラディンが死んだということは、何も同情することはない。


当然だとも思う。


ただし、それが国家の殺人を認めることにはならない。


最善は身柄確保だが、反撃された結果らしい。


事実は事実で、死んだことは仕方がない。


しかし、国中で歓喜することではない。


もっと言えば、ビンラディンという存在を生んだ背景を振り返るべきだ。


どんな理由でも、人殺しは許されてはならないと思う。



iPhoneからの投稿