営業の人材を採用する際の面接で、「売るために何が必要ですか。」と聞くと、


必ず、「お客様との信頼関係です。」との答えが返ってくる。


では、その信頼関係を、「どうしたら築けると思いますか。」とすかさず、再質問をすると、


ほとんどが「・・・。」である。


それほどに難しいのだ。


前にも、ブログで書いたことがあるが、


名古屋尾張は、なかなか入り込みにくい土地柄。


新規の営業にとって非常に難しいことで有名だ。


「一年間、注文をあきらめて、毎日、顔を出すこと。」と言われる。


信頼関係とは口の上手さや知識ではない。


要は、人間性だと思う。


誠意とも言われるが、例えば、金を計算したところに誠意はない。


裏表がない人間性から出てくる誠意、それで信頼関係が生まれるのだと確信している。


逆を言えば、人間性が認められなければ、そこには信頼関係はない。


だから、信頼関係を築くのは大変だが、壊すのは簡単と言われる所以なのだ。