いざよいの
珠子たちの音に
思ひ馳せ
指折り数えど
君恋しけれ

どうもこんにちは。
僕です、michiです。

この短歌はかの有名な歌人、川菱游兵衛の
秋の短歌であり
昔人も秋の夜長には鈴虫の奏でる音を聞きながら遠くにいる恋する人を思った事がわかる素晴らしい1句だ。

そう、1000年前も今も
秋はどことなく感傷的な季節である。

秋に憶えた音は
絶えず大切な誰かを
はたまたもう2度と会えない誰かを連想させる
きっとこれを読んでくれているあなたもそうではないだろうか?



そこで今回は
秋に必聴な何曲かを紹介したい。
秋の夜長に、読書の共に、恋人との逢瀬の間に、是非とも。


mura masa -…GIRL


突如彗星の如くクラブミュージックシーンに現れた若干20歳のトラックメイカー
抑えめではあるがメリハリのある低音と緩急のついた甘めなサウンドディレクションでとにかく浮遊感がたまらない。
フジロックでの圧巻のアクトが記憶に新しいが最も早い再来日が望まれるトラックメイカーの1人である。



cashmerecat-Wedding Bells


ノルウェー出身chilltrapトラックメイカー&DJと共に海外アーティストへの楽曲提供、コラボなど活動は多岐に渡る。Ariana Grandeとのコラボ曲 Be My Babyは聴いた事ある人は多いのではないだろうか。
重厚なベース音にフルートの音そして繰り返される美しいリフ、夜中にヘッドフォンをして部屋を真っ暗にして聴いてみて欲しい、旋律の美しさに泣ける。



813- Save the lights


モスクワ出身DJ&トラックメイカー813、彼の楽曲はまるで不思議の国に迷い込んだようなキラキラしたサウンドが特徴的である。いまクラブシーンを席巻しているfurture bassの先駆者の1人、上記2つとは趣きは違うが月を見上げながらこの曲を聴くと異世界に飛び込んだような錯覚を起こす。

大胆にもディズニーアニメのあの曲をサンプリングしたこの曲もオススメ、夏だ。





the fin. - faded light



一括りにして申し訳ないがここ3~4年のインディーロック&シティーポップシーンで頭1つ抜き出ているバンドだと個人的には思う。
上記3つは秋の夜長に聴きたい楽曲たちだったがthe fin.の楽曲は煌びやかかつテンポも早くない為、陽の落ち掛けた夕暮れに特に合う。
散歩しながら聴きたい。




R.I.P















なお冒頭で紹介した短歌及び歌人は
5分で作った架空の産物だ。




余談である。