PARK会員各位
こんにちは!(^^)/アニコム損保の獣医師の宮下です!
今回は、折れ耳で人気のスコティッシュ・フォールドに多い遺伝性疾患、「骨軟骨形
成不全症」についてご案内します。突然変異で折れ耳の猫ちゃんができたことがルー
ツである猫種なため、遺伝的な問題を抱えている猫ちゃんです(T_T)。
------------------☆
★骨軟骨形成不全症★
四肢端や尾の骨に骨増殖がおこり、骨瘤(コツリュウ)ができてしまう病気です。
【原因】遺伝的な素因により発症し、折れ耳となる遺伝子をもつスコティッシュ・
フォールドは、すべて発症する可能性があると考えられています。そして、折れ耳の
親同士の交配により産まれた子は、特に重症になるといわれています。
【症状】骨瘤や関節の変形を起こした部分に痛みが生じ、跛行などの症状がみられま
す。
【治療】痛み止めなどの内科療法でコントロールを行うことが主流ですが、コント
ロールが困難な場合は外科療法や放射線療法などを行うこともあります。
【予防】折れ耳の素因がある場合、その子の発症を予防することはできません。重症
の個体を減らすために、折れ耳同士の個体の交配をしないことや、スコティッシュ以
外の指定のネコ種との交雑など、繁殖のコントロールを行うことが重要です。
こんにちは!(^^)/アニコム損保の獣医師の宮下です!
今回は、折れ耳で人気のスコティッシュ・フォールドに多い遺伝性疾患、「骨軟骨形
成不全症」についてご案内します。突然変異で折れ耳の猫ちゃんができたことがルー
ツである猫種なため、遺伝的な問題を抱えている猫ちゃんです(T_T)。
------------------☆
★骨軟骨形成不全症★
四肢端や尾の骨に骨増殖がおこり、骨瘤(コツリュウ)ができてしまう病気です。
【原因】遺伝的な素因により発症し、折れ耳となる遺伝子をもつスコティッシュ・
フォールドは、すべて発症する可能性があると考えられています。そして、折れ耳の
親同士の交配により産まれた子は、特に重症になるといわれています。
【症状】骨瘤や関節の変形を起こした部分に痛みが生じ、跛行などの症状がみられま
す。
【治療】痛み止めなどの内科療法でコントロールを行うことが主流ですが、コント
ロールが困難な場合は外科療法や放射線療法などを行うこともあります。
【予防】折れ耳の素因がある場合、その子の発症を予防することはできません。重症
の個体を減らすために、折れ耳同士の個体の交配をしないことや、スコティッシュ以
外の指定のネコ種との交雑など、繁殖のコントロールを行うことが重要です。
★折れ耳の遺伝学★
折れ耳となる遺伝子を「F」、折れ耳ではない遺伝子を「f」と表した場合、スコ
ティッシュの猫ちゃんの遺伝子型は「FF、Ff、ff」の3パターンのいずれかになりま
す。折れ耳となる「F」の遺伝子を一つでも持っている子は、すべて折れ耳の猫ちゃ
んとなります。折れ耳の遺伝子「F」をもっていると骨瘤ができる可能性が高く、特
に「FF」の場合は重症になるといわれています。
片方の親が折れ耳(「F」を持つ)の場合、相手も折れ耳だと「FF」の子が生まれ
る可能性があるため、折れ耳ではない(「F」を持たない)猫ちゃんと交配させる必
要があります。
-----------------☆
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました(*^_^*)
折れ耳となる遺伝子を「F」、折れ耳ではない遺伝子を「f」と表した場合、スコ
ティッシュの猫ちゃんの遺伝子型は「FF、Ff、ff」の3パターンのいずれかになりま
す。折れ耳となる「F」の遺伝子を一つでも持っている子は、すべて折れ耳の猫ちゃ
んとなります。折れ耳の遺伝子「F」をもっていると骨瘤ができる可能性が高く、特
に「FF」の場合は重症になるといわれています。
片方の親が折れ耳(「F」を持つ)の場合、相手も折れ耳だと「FF」の子が生まれ
る可能性があるため、折れ耳ではない(「F」を持たない)猫ちゃんと交配させる必
要があります。
-----------------☆
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました(*^_^*)
宮下先生
スコティッシュ・フォールドにつていの報告ありがとうございました。
先生はスコティッシュ・フォールドがお嫌いなのでしょうか?
丈夫で病気にも強いフォールド種です。
健康を重視し選択交配している限り他の猫種に劣らずの
健全な猫です。
宮下先生は
★折れ耳の遺伝学★で言い切っておられますが
先生の説は一般的にそういわれている説を
そのまま述べられているだけで
どれだけのサンプルとスコティッシュ・フォールドを繁殖され、
診療され自分の言葉として述べられているのでしょうか
骨軟骨形成不全症はスコティッシュ・フォールドだけにあるものでなく
四肢短縮型低身長、軟骨細胞などにある
線維芽細胞(せんいがさいぼう)
増殖因子受容体3型(FGFR3)の突然変異により
軟骨細胞の増殖は抑制され、骨の縦軸方向の成長が阻害されるために低身長になると・・見当はずれかも知れないが
マンチカンはなるのではないかとも考えたり
アメリカンカールも軟骨細胞の突然変異により・・・
そして股関節不全などの遺伝的疾患があるもの・・・・・・
股関節不全なども骨軟骨形成不全症に
同一に近い遺伝子ではナイかという説もある。
犬にも、
そして一部の猫種において同型接合体、異型接合体を問わず現れる
折れ耳という形の奇形なのですが
スコティッシュ・フォールドの折れ耳の遺伝子の正体は未だに不明ですが・・・・・・
折れ耳は立ち耳に対して単独の優性遺伝子であるということで
スコティッシュ・フォールドを作出する為には両親のどちらかが
折れ耳でないとスコティッシュ・フォールドを
作出出来ないということです。
宮下先生のおっしゃる
「FF」×「FF」=は重症というのは間違いでもないと思いますが
正しくもないと思います。。
交配も問題発生はあくまで確率の問題で
折れ耳同士で交配しても何事も無く産まれる場合もあるし、
立ち耳との交配で問題が発生する場合もあるのです。
↓にACCの○○氏の見解も参考に添付しておきますが
この考えは
サンプルとしては少ないと思いますが7年の繁殖データーで
私もそう思いますが「FF」×「ff」においても発生しています。
「FF」×「FF」も実験的に交配したことがありますが
5年一緒に暮らしているけれどなんら致命的な骨軟骨形成不全症は出ていません。
その子は確かに尻尾の付け根は少し固い
ししなやかさがないのですが
やはり生活に支障をきたすことはないけれど
好ましくないから
「FF」×「FF」の交配は禁止すべきでしょう。
しかし
「FF」×「FF」=「折れ耳」×「折れ耳」=でないということについて
目視では遺伝子的100%の「FF」鑑定不可能であるということを
繁殖結果から完全なサンプルとして私は持っているが先生は
絵空事のように単純に「FF」×「FF」の交配は禁止すべきでしょうと
仰るのですか
先生は何も解っておられないし解っておられないことすら
理解されいてない
何故かと私にお聞きくだされば
反対にゆっくり遺伝学レベルで説明申し上げるが・・・・
現在の一般的見解として、しかしハンセン病などのように
無知からきた濡れ衣 だとしたら
「FF」がはたして 骨軟骨形成不全症の原因なのか
原因の一つかも知れないがすべてではないことは
原因の一つかも知れないがすべてではないことは
確かだと信じたい。
これからの遺伝学の発展による解明を待ちたい。
しかし 猫の耳が立とうと折れようと経済にも社会生活にも
何の影響が
そのようなことを研究してくれる変わり者の学者が現在のところ
地球上には現れていないし
家畜の研究はお金になるが犬はともかく猫を研究しても
金にならないと言うのが学者の定説だったのもだから
かなり学問的には遅れているのが現状だ。
まず 猫についての専門的な学問やデーターは
少なく殆んど無いのが現状です。
次の↓ページにつづく