【芸能】江原啓之 「インチキ霊視」!? 檀れいの「死んだ父親」が生きていた!
週刊文春今週号
【江原啓之 インチキ霊視!? 檀れいの「死んだ父親」が生きていた!】
スピリチュアル・カウンセラーの江原啓之氏の「オーラの泉」に女優・檀れいが出演。
番組内で江原氏は檀れいの亡くなった父を「霊視」。
「お父さんは『宝塚音楽学校受験』を理解し、見守っていた」と話した。
しかし、この亡くなった父とは母と再婚した相手で檀の学生時代のことは知らない
実際、檀の実父は今も生きていて、檀が宝塚に入学した頃まで一緒に暮らしていた。
江原氏はいったい誰を「霊視」していたのか・・・檀の地元の住人や友人らから疑問が噴出している
(以下記事から抜粋)
壇れいが出演したのは昨年末の12月28日放送分。話題は宝塚音楽学校への進学へと及ぶ。
進行役の国分太一が「両親は反対されなかったなですか?」と聞くと
壇は「『自分の好きな道に進みなさい』と小さい頃から言われていたので」とこたえる。
そこに江原氏が「ふふふ・・・・そうじゃないです」と割って入った。
「いえ、そうなんだけどそれは女の子と思ってなかったからね・・・お父さんそう言ってるの」
「お父さんは寡黙な人だけど、寡黙にしてたのね、してただけで中身は要するにお見抜きですよ」
「だから『あぁ、また始まった。ま、思うようにやりなさい』と」
と亡くなった父な声を伝えたのである。
そして宝塚の厳しい努力を積み重ねてきたという壇に、江原氏を通じて
父から愛の言葉が届くという美談が続き多く視聴者が感涙にむせんだ。
ところが、この放送を見た壇の出身地の人々から疑問の声が噴出したのだ。
壇の高校時代の同級生が語る。
「彼女が『オーラの泉』に出るというので、
楽しみにしていたんですが、江原さんが『死んだ父親』を霊視しているのでびっくりしました。
壇さんのお父さんは、元気にこの町で生活していますよ。
なぜあのような話になているのか、
まったく理解できません」
壇の公式のプロフィールには、「京都府出身」とあるが、実際は高校を卒業し、
宝塚音楽学校へ進学するまで兵庫県の小さな町で育ったという。
・BPOの放送倫理検証委員会は21日、フジテレビの番組内で「スピリチュアル・カウンセラー」
江原啓之さんが登場した企画の一部内容について「制作上の倫理に反するものと判断する」
とした委員会決定意見を発表した。
審議対象は、フジテレビ「FNS27時間テレビ『ハッピー筋斗雲』」(07年7月放送)内の企画。
東北の美容院経営の女性が被災者にリンゴを贈る活動を取り上げた上で、江原氏が「突然」
登場し、「女性の亡き父」からのメッセージとして女性の活動を「美容院経営をおそろかに
しているもの」との趣旨などで批判的に取り上げた。放送後に女性は同局に抗議した。
BPO検証委の指摘は辛らつだ。「スピリチュアルカウンセラーありきの企画・構成並びに
ショーアップ」「『おもしろさ』を第一とする取材・構成・演出を繰り返し、その結果、人間の
尊厳を傷つけかねない番組を放送している」。
さらに、「バラエティー番組だからといって、今回のように出演者の生活に関わるマイナス情報を
裏づけも取らずに強調し、その生活に影響を及ぼすような内容の放送をしていいのか」「出演者の
心情に気を配った手続きも取らず出演させ、一方的に『スピリチュアル』といった非科学的な
カウンセリングを押し付けていいものか」と疑問を投げかけている。
フジ側の反論も検証委が発表している。「スピリチュアル」に関する部分についてフジ側は、
「江原氏の、所謂『霊視』と言われるものを基にしたコメント部分に関しては、目に見えるものでは
なく、当事者しか認識し得ない部分ですので」断定と肯定を避けるため「伝聞調」にしたり
テロップに 「?」を入れるなど「配慮した」などと主張していた。
フジテレビ広報部は同21日、コメントを発表した。「番組の制作にあたっては誠意をもって 十分配慮をしてきたつもりですが、結果としてAさん(編集部注:記事中の「女性」)にご心労、
ご迷惑を おかけしたことをあらためてお詫び申し上げるとともに、ご協力頂いた出演者の皆様にも
重ねて お詫び申し上げます。フジテレビとしては、今回の意見書を真摯に受け止め、今後の番組制作 に 役立てていく所存です」(一部略)
・・・
「スピリチュアル」を『おもしろさ』を第一のバラエティー番組に取り込むことが
人生や人間そのものを軽く考える、分かったような真顔でウソをのたまうのは、
若い青少年の教育上良くないと星羅パパは思うのですが・・・
皆さんはどう思いますか?