いや~、キリンチャレンジカップ2012日本V.S.アイスランド

快勝でしたね!


日本で出場したメンバーのうち、槙野、柏木、駒野は元サンフレッチェ広島の選手。

西川、森脇現在サンフレッチェ広島ですよ~!

出場17人のうち、広島勢5人!

さて、代表でも広島弁が幅を利かせているのでしょうか?


さて、そんなアイスランド戦ですが、ハンドスプリングスローが、観衆の心を捉えましたね!

でも、これって規則的には大丈夫なのでしょうか?

今回はスローインについて勉強していきます。


さっそく競技規則を紐解いてみましょう!

ボールを投げ入れるとき、スロアーは以下のことを守らねばなりません。

(便宜的に番号を振っています)

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1)フィールドに面する。


2)両足ともその一部をタッチライン上またはタッチラインの外のグラウンドにつける。


3)両手でボールを持つ。


4)頭の後方から頭上を通してボールを投げる。


5)ボールがフィールドから出た地点から投げる。

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まず1)から。

フィールドに面するというのは、ある程度フィールドに近くないといけないということです。

タッチラインから、たとえば2メートルも3メートルも離れていれば、いわゆる「面していない」状態になり、反スローとなります。

今回アイスランドの選手はタッチライン近くから投げているので、これはOKですね。

条件に適合しています。



次です。

2)両足ともその一部をタッチライン上またはタッチラインの外のグラウンドにつける。


はい、これも大丈夫でしたね。

遠くにボールを投げようとして、片足立ちになったりすることはよくありますね。

また、片足がラインを越えたりとか。


今回のハンドスプリングでは大丈夫のようでした。



次です。

3)両手でボールを持つ。


まあこれは常識ですね。

みなさんも片手でスローインは見たことないと思います。



次。

4)頭の後方から頭上を通してボールを投げる。


これはファウルスローで一番良くありがちですね。

頭の後方を通さずにポイって投げるパターン。

頭上しか通してないので、ファウルスローになります。


今回のアイスランド選手は、前転前にそこまで後方にボールを持っていってはいないですが、まあ許容範囲でしょう。

よってOK!



次。

5)ボールがフィールドから出た地点から投げる。


これも当たり前のことですけど、結構守らせるのに苦労します。

選手は、攻撃サイドにいると、相手のゴールにより近いところから投げようとしますし、反対に自陣だと、味方ゴールに近いところから投げようとしますからね。


今回のハンドスプリングでは、問題ないですね。


てなことで見てきました。

昨日の試合で、アイスランドの選手は30メートルくらい飛ばしてたそうです。

僕がスローインしたら、17メートルがいいとこ。

7番の選手は背が低かったにしては、ずいぶん飛ばすことが分かりますね。


ではでは~