はい、天皇杯王者と昨年のJリーグ王者が対決する、富士ゼロックススーパー杯。
この大会で春の訪れを知る、全国のサポーターの方も大勢いらっしゃるでしょう。
俳句で言えば、この富士ゼロックススーパー杯は春の季語ですね。
さてこの大会、主審はおなじみの西村 雄一氏が務めました。
副審2名も国際副審ですね。
はい、笛に注目!!
西村さんは、いつもはバルキーンという笛2個とも黒だったのですが、今回は片方が金色ですね!!
モルテンに特別に作ってもらったのか、それともまもなく市販されるのでしょか?
さてさて本題。
後半26分、鹿島と名古屋1-1のの状況です。
鹿島側のFK時に、珍しいポジションを見ましたよ。
西村主審の位置に注目!
黄色いのがそうです。
いや、戦慄のポジショニングです!!
ちなみにサンプルとして出しますが、通常は下記位置が主審のセオリーです。
FKの場所がちょっと違いますが、あくまでサンプルなのでお許しください。
何が違うか、もうお分かりですね?
そう、前者は主審がディフェンスラインよりゴール側に位置しているんですよ!!
通常、主審がオフサイドラインよりゴール側に位置することなんてありません。
なぜならカウンターの際、追いつけない恐れがありますから。
ではなぜ、西村主審はあの場面であの場所にポジションをとったのでしょうか?
図で描くと、見えてきますよ。
では解答篇。
通常ディフェンダーは、マークの相手とゴールを直線で結んだ交点上にポジションを取ります。
もしも西村主審が画像②の場所にポジションをとると、どうなるでしょうか?
西村氏から見て、オフェンスとディフェンスの人間が一直線上(いわゆる串刺しの状態)になってしまうんですよ。
串刺しの状態で何が良くないかというと、オフェンスとディフェンスが競り合っても、角度的に状況が見えないんですよね。
よって、その状態を防ぐべく、西村氏は画像①のポジションを取ったのです。
あそこにいれば、オフェンスとディフェンスの人間の動きが、手に取るように分かります。
いや、すごいですね~。
このポジショニングは初めて見ましたが、本当に衝撃です。
さあ、来週はいよいよJリーグ開幕ですね☆
待ち遠しい~。