前に相方の彼のお父さん(故人)から聞いた話。


何度もブログに書いていると思うけど、

8月が来ると特に思い出す。


お父さんは大阪に住んでいた。

ちょうど、からほりの近く。

松屋町周辺。


中学生だったお父さんは空襲のときに

火の海だった松屋町周辺を

死体を運んだ。

たくさんの死体が転がっていて、

それをリヤカーに積んで運んだ。


「今でもあの光景を思い出すことがあるよ」


私たちは映画などでしか見たことがない。

阪神淡路大震災では、あれに近かったと思う。

でも、私はほとんど被害がなかったし。。。



セラピールームを借りようとしたときに

中に入ったとたん、ひどいめまいで動けなくなった。


なんでだろうって思ったら、

家が傾いていたせいもあったけど、

ところどころに恐怖の念が残っていたの。


昔から住んでいる人にきくと、

家の床下に防空壕をほっていたんだって。

で、戦争が終わって埋めたって言っていた。


おじいさんが押入れの片隅で

恐怖に顔を引きつらせて座っていた。

なんで、こういう家に普通に住んでいたのか

不思議でたまらんかったけど。。。。


で、時間をかけて上がってもらった。


今はランちゃんがパトロールしていますので

全く持って大丈夫です。


というわけで、今の私たちの平和は

たくさんの命の元にあるって思っているわけで、

だからこそ、一日一日を大切に。。。


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