今日は日直です。
お客さんもあまり来ないので、1週間分の新聞各紙をひたすら読む。

今週から相模原知的障害者施設殺傷事件の裁判が始まり、どこも紙面が大きく割かれています。

裁判の中で陳述された事件の概要に、芯から震えがくるようでした。
障害者に関わる仕事をしている者として、職員の視点から事件を想像し胸がかきむしられるような気がしました。

職員を脅し利用者の状態を「しゃべれるか」と一人一人聞いて刺していった。

自分の一言で目の前で利用者を殺されたその職員のショックの凄まじさ。
どんなにか苦しい思いをしただろう。

毎日、毎日、仕事で利用者の方たちと過ごす時間は、自分の家族よりも長かったはず。

1/9の毎日新聞には、亡くなった被害者の方たちの人となりの紹介文を他紙より長く載せていました。
お別れ会で示されたエピソードや遺族からのお話だそうです。

リーダー的存在。新人職員にも丁寧に仕事を教えた。

おちゃめなところがあり、出勤してくる職員を小走りで玄関まで迎えに来た。

メントールクリームがお気に入り。手や鼻につけると喜んだ。

目で自分の感情を伝えていた。外に出ることが大好きで、遠足でディズニーランドや八景島に行った。にこにこ笑って体を揺すっていた。



一人一人の人たちの姿が浮かぶ。
いろいろな人と支え合い生きていた人たち。
読んでいくと涙がでてしまう。

目の前で利用者が次々と刺されていくのを見せられた職員の人たち。

かけがえのない家族を傷つけ殺された人たち。

彼らの心の傷が癒える日がいつか来るように、祈らずにはいられない。

私は、誰もが安心して暮らせる社会をつくりたい。
夢は壮大だけれど、小さくともできることからやっていきたい。