
- この提携により、ギャラクシーユーザー7500万人に暗号資産取引、ステーキング、決済のオプションが提供される。
- 今後数カ月以内に、ギャラクシーの国際市場への拡大も計画されている。
サムスン(Samsung)はコインベース(Coinbase)と提携し、アメリカのギャラクシー(Galaxy)端末ユーザー7500万人にコインベースの優先取引サービスへのアクセスを提供する。これは、コインベースが実施した単一の消費者向け配信としては最大規模であり、サムスンのギャラクシーにはとってこれまでで最大の暗号資産(仮想通貨)への投資となる。両社が2日に発表した。
サムスン・ウォレット(Samsung Wallet)により、ギャラクシーユーザーはコインベース・ワン(Coinbase One)のサービスにアクセスできるようになる。このサービスには、取引手数料無料やステーキング報酬の引き上げが含まれる。つまり、ユーザーは別のアプリをダウンロードしたり、プラットフォーム間で資金を移動したりすることなく、暗号資産を体験できるということだ。
サムスン・ペイ(Samsung Pay)もコインベースのアカウントと連携され、ギャラクシーユーザーは保有資産に紐付いた決済が可能になる。そのため、暗号資産ツールは、スマートフォンユーザーが既に決済カード、交通系パス、IDなどを保管しているのと同じ場所で利用できるようになる。
コインベースの最高ビジネス責任者であるシャン・アガーワル(Shan Aggarwal)氏は、「我々の使命は、10億人以上の人々をオンチェーンに連れて来ることだ。そしてそれは、彼らが既にいる場所、つまりスマートフォン上で彼らと出会うことから始まる」と述べた。
このサービスはアメリカで開始されるが、サムスンとコインベースは今後数カ月かけてこのプログラムを国際市場に拡大する計画だ。
サムスン・エレクトロニクス・アメリカ(Samsung Electronics America)のモバイル製品管理担当上級副社長であるドリュー・ブラッカード(Drew Blackard)氏は、「サムスン・ウォレットは何百万人ものギャラクシーユーザーにとって信頼できるツールであり、我々は追加された機能によってエクスペリエンスを向上させるための創造的な方法の模索に常に取り組んでいる」と述べた。
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