今日は私のお父さんの事について書きたいと思う。
私のお母さんとお父さんは、私が中学に入ったばかりの時に離婚してそこから私は、お母さんに育てられた。いわゆるシングルマザーってやつだ。離婚してからというもの、お父さんに会う事はお母さんによって禁止されていた為あまり会ってこなかった。といっても、ちょこちょこ会ってはいるが。
私の中でのお父さんとの思い出は中1の時でとまってしまっている為、お父さんと会ってもどうふに接していいかわからず、頻繁にLINEなどで連絡はとっているものの、お父さんというか、知り合いのおじさんというか、一男性というか、お父さんが私にとってどういった存在なのかよくわからないまま今日まで生きてきた。年頃の女性はどうやってお父さんと絡んだり甘えたりしているのか、私には想像すらつかない。
そんなお父さんは、過保護で金銭面にも余裕があるため、成人した私にも多額のサポートをしてくれた。お父さんのおかげで、私はお母さんからの援助じゃできない経験をたくさんする事ができた。いつも突拍子もない事をする私を、お父さんは頑張れ!といって応援してくれた。そんなお父さんに私は感謝はしていたが、照れくささから感謝の気持ちを言葉にしたり形にしたりそういうのはしてこなかったと思う。また、仕事が忙しいとLINEとか一切返信しない傾向がある私はお父さんのLINEとかも結構既読スルーをしていた。
そんなお父さんが、昨日急性白血病である事がわかった。こないだ、検査でひっかかったから明日病院にいくってLINEがきてて、なんの?って聞いたら返信がなかったので、特に気にもとめていなかった。しかし、朝起きたら、LINE通知が沢山あるのを見て、すごく嫌な予感がしたのだ。LINEをみてみると、病院での検査の結果急性白血病であったとの事だった。そのLINEを見た時、目の前が真っ暗で気がついたら泣いていた。だって、癌=死というイメージが私の頭の中にあったからだ。え、お父さん死ぬの?!私一人になっちゃう。そう思って涙がとまらなかった。あまりにもお父さんの存在があたりまえすぎて、ずっと永遠にいると思ってたから、そのお父さんが癌だなんて信じられなくて、会社にもいけずに昨日は一日家にこもり泣いていた。
なんで私のお父さんが癌になるんだろう。あんなに筋肉もりもりのめっちゃ強そうなお父さんが癌になるんだろう。