手帳を持ち歩きスケジュールなどを記入して管理しだしたのは社会人になってから。
学生の頃は予定なんて休みの日に誰と会って何して遊ぶかしかなかったから全ては頭の中。大事な約束やずっと先の予定は家のカレンダーに記入して無問題だった。
文房具は大好きなので決して高価なものを使っていたわけではないが自分なりのこだわりで手帳や筆記具を選んだものだ。
その内、バブルの頃には「システム手帳」なるものが「できるビジネスマンの必需品」みたいな感じでもてはやされたが、あの中途半端なサイズの分厚い奴に全てを詰め込むみたいなやり方には興味がなかった。プロジェクトの打ち合わせや懸案事項は普通のノートに整理してたし、メモを取るには常に持ち歩ける内ポケットに収まる小さく薄い手帳で十分。
でも前年の内容が見れないとか、内ポケットにはアドレス帳も入っているとか気に入らないことは多々あって、行き着いたのが電子手帳でした。いわゆるPDAとか呼ばれたものだ。(まだ携帯電話なんか無い時代です)
初めて買ったのがsharp wiz PA-Z800 1996年のGOOD DESIGN賞。
Schedule、Address、ToDo、MemoのPIM機能が内蔵され3万くらいしたと思う。
当時電子手帳といえばZAURUSの方がメジャーだったが値段も5万以上したし、ごつくて内ポケットに入れるには無理があったので全く興味無ーし。
手書きメモを付箋みたいに貼ることが出来たのだが貼っていくと徐々に表示動作がとろくなったのを覚えている。
時は流れて2000年キーワードは "Zen of Palm"
Palm Vx 特徴はパソコンとの同期、Graffiti(グラフィティ)と呼ばれるPalm独特の一筆書きによる文字入力、そして最大の特徴がソフトをダウンロードして自分好みにカスタマイズできること!!!
電話・音楽・カメラ機能が無い点とモノクロで解像度が低い点を除けばiPhoneとそれほど変わらないんじゃないでしょーか。見た目もエレガントでしょ。過去のPDAの中で唯一机にしまってあったのがコレです。ただバッテリーが逝ってしまっているのでクレードルにに乗せた状態じゃないと起動できまへん。
この後sonyがCLIEという日本語Palm機をリリースし僕自身もT650C(2002年)、TH55(2004年)と買い換えました。TH55は音楽もカメラも可能でした。
結局Palmの発想やコンセプトは時代を先取りしていたと思うけど実現するための様々な技術が足りてなく、また広く幅ひろい層に受け入れられるものではなかったことが牽引力を保てずPalmは消滅。
そしてDAP(デジタル・オーディオ・プレーヤー)としてipodがシェアを獲得し、携帯電話の普及・スマートフォンへの移行という時流にのってiPhoneが誕生。携帯電話としてはBESTではないが全ての機能が非常に高いレベルで癒合した素晴らしい製品だと思う。
ジョブズ亡き後、iPhoneが2年後どのような進化を遂げるか。それともiPhoneを凌駕する携帯端末が他社から出てくるのか(出来れば日本から)今から非常に楽しみだ。