やっと京大2次試験が2日とも終了しました。
出来栄えのほうは…決して芳しくはないのですが…
とりあえず同日に合格発表だった早稲田文学部の合否結果から参りましょう…。
結果は不合格でした。
文学部は法学部に比べると比較的簡単な問題を出すのですが、僕はなぜか文学部のほうが得点率は低くなりましたー。
特に英語5割という悲惨な出来でしたので、当然といえば当然の結果です。
まぁ素直に合格通知をいただいた早稲田法学部に入学金を納めようと思います。
一応早稲田商学部の合否結果も残ってはいますが、おそらく落ちてますし、受かっていたとしても法学部に行きますので迷ってはいません。
では、本題の京大2次試験のことを話しましょうか…
1日目が国語(120分)・数学(120分)
2日目が英語(120分)・世界史(90分)
でした。
科目別に順番に行きます。
まずは国語
僕はいつも国語は古文から解き始めるのですが、今回も同様に古文から解きました。
いつもは古文が大の苦手ですので本文が全く理解できず、早々にあきらめて現代文に行くんですが、今回は古文が易化したおかげで古文はよくできました。
古文をとりあえず30分で終了させ、よし!いいぞいいぞ!と思いながら現代文に進みました。
いつもは大問1が硬質な評論文であることが多いのですが、今年は小説に近い文章で、本文も短いものでした。
いつもは随筆に近い大問2の文章も、今年は少し傾向が変化し、こちらのほうが評論文に近い文章でした。
でも相変わらず本文は短かったのでそんなに時間が足りないということもなく、順調に終わりました。むしろ時間が10分近く余りました。
というわけで、国語は古文が易化、現代文が平年並みで、全体としては易化しました。
僕も特に失敗することなく、よくできたと思います。
ということで予想70~80点といったところです。
問題の数学です…
去年は3完弱の85点でしたので、今年は3完の90点を目標としていました。
でしたが…結果としては2完+部分点の70点と思われます…
1番と5番が簡単だったのですが、3番が解けそうで解けず、4番の(1)も超簡単なのにできませんでした。2番の(1)は1を数え忘れて正解には一歩届きませんでした。
本当であれば3番は完答して90点+部分点は取るべきでした…
今回で一番の失敗です…
今年のほうが易化したといわれていますが、僕はむしろ難化したと思ったんですがね…
2日目に突入し、英語です。
英語は去年大失敗して49点というカスでしたので、今年最も力を入れた科目でした。
その結果、今年は特に大失敗したという認識はなく、英作文の採点や記述でいかに減点されるかにかかっていると思います。
ということで予想70~80点と思われます。
ちなみに実際に今年の京大英語を受験した人たちのために僕が4番の英作文で何を書いたか書いておきます。
音楽に国境がないことを示すアンネの会話部分
→「最近では日本の映画にも外国の音楽が使われたりしているわよね。思うにこれは、たとえ日本人が外国語の歌詞を理解できないとしても、その音楽を楽しむことができるからだと思うの。」
音楽に国境があることを示すケンの会話部分
→「音楽の中には一つのフレーズで複数の意味を持つものがあると思うんだ。例えば僕のお気に入りのアーティストであるamazarashiの曲の歌詞の1つは、友情と嫉妬という2つの意味を持っているよ。もし外国語の歌詞を十分に理解していないと、この2つの意味のうち片方だけを理解するだけになってしまうから、真の意味でその歌を評価することはできないと思うんだ。」
とまぁ、こんなことを書きました。
最後に世界史です。
世界史は目標70点としていましたが、今年はかなり難化した気がしました…
論述は比較的よくできたと思いますが、一問一答部分で結構間違っているのでどうでしょうか…
まぁ論述がよくできたと仮定して予想70点としておきます。
以上が今回の概評です。
国語70~80
数学70
英語70~80
世界史70
センター230
総計510~530
というのが僕の予想です。
去年の法学部合格最低点が507点でしたが、今年はセンターが易化したことや、2次の数学国語がやや易化したことを考えると、最低点も上がると思われます。
10~15点くらい上がるのではないでしょうか…
そう考えると510点では落ちますね…
ということで可能性は薄いと思います…
まぁ合格可能性は20%といったところでしょうか…
これは早稲田法学部に落ち着くのが濃厚ですか…ね
これで僕の浪人生活も終わりですが、ブログは合格発表日まで更新しますよ。
一応、合格発表まで終了したら報告すべきこともありますし…ね
では、また逢う日まで…
(追記)
今回もamazarashiの紹介をします。
今回は3枚目のアルバム「ワンルーム叙事詩」から抜粋した曲です。
![]() |
ワンルーム叙事詩
1,851円
Amazon |
一般的には「奇跡」や「クリスマス」という曲のほうを紹介される方が多いと思いますが、僕がより好きなのは別のほうなのでここでは省きます。
①「ポルノ映画の看板の下で」
これは僕の中でもかなり好きな部類の曲です。
ポルノ映画の看板の下で ずっと誰か待ってる女の子
ふざけた日常 マフラー代わりにしても
かじかんだその未来 温むことなく
夢なんてもんは偶像だ それを崇める私背徳者
願えば叶うよ叶うよ叶うよ
うるせぇ背後霊 才能不在 (サビから引用)
ここにある「願えば叶うよ」というのは言葉通りの意味ではなく、「皮肉」だと思われます。
夢なんてものは偶像であり、それにすがっていても何も意味がないとわかってはいるものの、それに心のどこかで期待し、夢という偶像を崇めている自分がいることを責めていると思います。
amazarashiの曲にはこうした皮肉を込めた歌詞が多いように思えます。
「ラブソング」という曲なんかがその代表例ですね。
世間一般でいう「ラブソング」とはかけ離れている曲であり、そこにも言葉通りとは正反対の意味が込められています。これもかなりの名曲です。
もうこれ以上は僕の考察は書きませんが、ぜひどちらも聴いてほしいです。
残念ながらYouTubeにはありませんのでCDを買っていただくしかないのですが、amazarashiの中で屈指の名曲だと思います。
②ワンルーム叙事詩
アルバムのタイトルにもなっている曲です。
少し物語調にもなっている感じの歌詞でして、「放火」が主題の物語的歌詞です。
まぁ解釈はかなり難しいほうだとは思いますが、それもamazarashiの醍醐味の1つですしね。
残念ながらこれもYouTubeにはありませんのでCDで聴いてほしいです。
では、そろそろ最終回が近づいてきたこのブログですが、今回はこれで終わりにしたいと思います。
前述の通り、すべてが終わったら重大?発表もありますので、最後までお付き合いください。
それでは、また逢う日まで…