久しぶりに模試関連の話題がやって来ました。
本日8/14は第1回京大即応オープンの受験日でした。
より正確に言えば群馬県会場での受験日です。関西など他のいくつかの会場では先週が受験日となっていました。
ですので、既に受け終わっている人がたくさん居ると思います。
では今回はその京大即応オープンの自己採点が終わりましたので、その結果と自分なりの講評について書きたいと思います。
まずは自己採点結果から…
数学 105/150
英語 60/150
国語 55/150
世界史 70/100
合計 290/550
これだけ見ると中々の好成績なんですけどねぇ…
やはり今までの模試と違って全て記述問題で採点基準も明確になっていませんので自己採点も当てにならないわけです。
数学と世界史は答えが合っているかどうかで大体の点数は分かりますが、国語や英語に至っては手応えでしか点数を予測することができません。
そういう意味では自己採点結果というよりも「手応え」としたほうが正確かもしれません。
以下、科目ごとの講評…
まず数学ですが、予想以上に出来ました。
3完半といったところでしょうか。
問題を見た方なら分かると思いますが、
1番~3番は標準的な問題だと思います。
特に2番は単なる計算で片付きますし、3番も別解がたくさんあることを考慮すると難易度は低いでしょう。
1番は僕は直前に気づいたので時間不足で半分までしか出来ませんでしたが、難易度としては標準からやや易でしょう。
4番が少し差がつく問題かと思います。
今年の京大の問題の3番に近い内容でした。どういう問題かというと…
『nを自然数とする。1^2+2^2+3^2+…+n^2で表せる素数を求めよ。』
です。
まず適当にnの値を代入していくとn=2の時に5となり題意を満たすことが分かります。
そしてn=3、4、5、…と代入していくとどれも素数にはならず、答えは5だけだという「予測」は容易に付きます。
でもこれで答えを5と書いただけでは半分も点数はもらえません。
大切なのは他に解がないことをどう示すかです。
証明の仕方は個人差がありますのでここに書くことは控えますが、僕は、与式を1/6n(n+1)(2n+1)と変形し、n>2では全体が2ではない偶数になってしまうとして示しました。
まさしく今年の京大の3番と同じで、証明が肝となる問題でしたね。
本当は4完したかったんですが…
最初の1番の問題の解法に気づくのが遅かったのが、ものすごく悔やまれます…
次に英語ですが、やはり今年の京大の傾向の変化に対応した問題になっていました。
第一問には50~60字の内容説明があり、第二問には穴埋めの問題がありました。
第三問にも今年の「積ん読」に対応する問題として「リケジョ」の問題がありました。
簡単にまとめるとこんな問題でした。
男『ずっと数学やってるけど好きなの?』
女『子供のときから数学が好きなの。みんなは私みたいな女子のことをリケジョって呼ぶわ。』
男『初めて聞いたよ。リケジョについてもっと教えて。』
女『○○○○○○』
男『分かった。君はリケジョについてどう思う?』
女『○○○○○○』
この○○○○○○に入る英文を書くのです。
…今年の問題をやったかたなら分かると思いますが、ほとんど同じですよね…
ただ「積ん読」を「リケジョ」にしただけです(手抜き…ですかね?)。
というわけで今年の問題をやったことある人なら比較的書きやすかったんじゃないかなと思います。
この時期の現役生ならまだ過去問には手を出してなかったかもですね。
差がつく問題だったかもしれません。
さて次は国語です。
国語は今年の京大の古文の難易度に合わせたのか、古文の難易度が上がっていました。和歌がたくさんあって読みづらかったです。
でもそれ以上に意味不明だったのが2番の小説です。
終始、頭に?が浮かんでました。
ですので自己採点は低めに55点としました。
漢字も『醸しだす』が書けなかったのが悔しいです…
最後に世界史です。
世界史はいつも通りですね。
論述も竜山文化~秦までの時期における支配体制の変化と16世紀後半~17世紀末のオランダの盛衰についてでしたから、それほど書く内容に困ることはなかったです。
まぁそれぞれ20点中10点は取れたかな?ってとこです。
一問一答のところも凡ミスを除けば問題なしでした。
ぼーっとしてて『ファーティマ朝』と書くべきところを『プトレマイオス朝』としてしまったり、『死者の書』を『死の書』としてしまったりしてちょこちょこ点が引かれました。
もったいない限りです。
まぁ『ソリドゥス金貨』や『ワトー』などが書けたのは良かったと思ってます。
世界史は特に問題なしってことで大丈夫かな?
とまぁ長々と書きましたが、実は21日にも第1回京大実戦模試があるのです。
ですから来週にはまた京大模試があるのでそこが終わるまで気を緩めるわけにはいかないのです。
また来週にも今回みたいな自己採点や講評を書こうと思っていますので、よろしくお願いします(^-^)/
それでは、また逢う日まで…
本日8/14は第1回京大即応オープンの受験日でした。
より正確に言えば群馬県会場での受験日です。関西など他のいくつかの会場では先週が受験日となっていました。
ですので、既に受け終わっている人がたくさん居ると思います。
では今回はその京大即応オープンの自己採点が終わりましたので、その結果と自分なりの講評について書きたいと思います。
まずは自己採点結果から…
数学 105/150
英語 60/150
国語 55/150
世界史 70/100
合計 290/550
これだけ見ると中々の好成績なんですけどねぇ…
やはり今までの模試と違って全て記述問題で採点基準も明確になっていませんので自己採点も当てにならないわけです。
数学と世界史は答えが合っているかどうかで大体の点数は分かりますが、国語や英語に至っては手応えでしか点数を予測することができません。
そういう意味では自己採点結果というよりも「手応え」としたほうが正確かもしれません。
以下、科目ごとの講評…
まず数学ですが、予想以上に出来ました。
3完半といったところでしょうか。
問題を見た方なら分かると思いますが、
1番~3番は標準的な問題だと思います。
特に2番は単なる計算で片付きますし、3番も別解がたくさんあることを考慮すると難易度は低いでしょう。
1番は僕は直前に気づいたので時間不足で半分までしか出来ませんでしたが、難易度としては標準からやや易でしょう。
4番が少し差がつく問題かと思います。
今年の京大の問題の3番に近い内容でした。どういう問題かというと…
『nを自然数とする。1^2+2^2+3^2+…+n^2で表せる素数を求めよ。』
です。
まず適当にnの値を代入していくとn=2の時に5となり題意を満たすことが分かります。
そしてn=3、4、5、…と代入していくとどれも素数にはならず、答えは5だけだという「予測」は容易に付きます。
でもこれで答えを5と書いただけでは半分も点数はもらえません。
大切なのは他に解がないことをどう示すかです。
証明の仕方は個人差がありますのでここに書くことは控えますが、僕は、与式を1/6n(n+1)(2n+1)と変形し、n>2では全体が2ではない偶数になってしまうとして示しました。
まさしく今年の京大の3番と同じで、証明が肝となる問題でしたね。
本当は4完したかったんですが…
最初の1番の問題の解法に気づくのが遅かったのが、ものすごく悔やまれます…
次に英語ですが、やはり今年の京大の傾向の変化に対応した問題になっていました。
第一問には50~60字の内容説明があり、第二問には穴埋めの問題がありました。
第三問にも今年の「積ん読」に対応する問題として「リケジョ」の問題がありました。
簡単にまとめるとこんな問題でした。
男『ずっと数学やってるけど好きなの?』
女『子供のときから数学が好きなの。みんなは私みたいな女子のことをリケジョって呼ぶわ。』
男『初めて聞いたよ。リケジョについてもっと教えて。』
女『○○○○○○』
男『分かった。君はリケジョについてどう思う?』
女『○○○○○○』
この○○○○○○に入る英文を書くのです。
…今年の問題をやったかたなら分かると思いますが、ほとんど同じですよね…
ただ「積ん読」を「リケジョ」にしただけです(手抜き…ですかね?)。
というわけで今年の問題をやったことある人なら比較的書きやすかったんじゃないかなと思います。
この時期の現役生ならまだ過去問には手を出してなかったかもですね。
差がつく問題だったかもしれません。
さて次は国語です。
国語は今年の京大の古文の難易度に合わせたのか、古文の難易度が上がっていました。和歌がたくさんあって読みづらかったです。
でもそれ以上に意味不明だったのが2番の小説です。
終始、頭に?が浮かんでました。
ですので自己採点は低めに55点としました。
漢字も『醸しだす』が書けなかったのが悔しいです…
最後に世界史です。
世界史はいつも通りですね。
論述も竜山文化~秦までの時期における支配体制の変化と16世紀後半~17世紀末のオランダの盛衰についてでしたから、それほど書く内容に困ることはなかったです。
まぁそれぞれ20点中10点は取れたかな?ってとこです。
一問一答のところも凡ミスを除けば問題なしでした。
ぼーっとしてて『ファーティマ朝』と書くべきところを『プトレマイオス朝』としてしまったり、『死者の書』を『死の書』としてしまったりしてちょこちょこ点が引かれました。
もったいない限りです。
まぁ『ソリドゥス金貨』や『ワトー』などが書けたのは良かったと思ってます。
世界史は特に問題なしってことで大丈夫かな?
とまぁ長々と書きましたが、実は21日にも第1回京大実戦模試があるのです。
ですから来週にはまた京大模試があるのでそこが終わるまで気を緩めるわけにはいかないのです。
また来週にも今回みたいな自己採点や講評を書こうと思っていますので、よろしくお願いします(^-^)/
それでは、また逢う日まで…