皆様 こんにちは。
本日はカリフォルニア州 ロサンゼルスよりお送りいたします。
アメリカといえば、アムトラックのイメージがありますが、
カリフォルニア州【ロサンゼルス、サンバルディーノ、オレンジカウンティ近郊】の地元列車は
メトロリンク(アムトラの傘下)、
所謂市バス的な存在は、LA近郊:メトロとなります。、、、、正直、説明は複雑です。
最近のメトロリンクの車両はこんな感じです。( LAX Union Stationにて )
942号
スイスの2020年1月のStadler Valencia製 米国産(カナダとメキシコにも工場が有る様です。)
車輪一部に上記のロゴとVodaフォンのようなシンボルした、Vosslohという会社が携わっている様です。
車輪の横には、空転防止の砂まき装置が付いています。
正式名は、EMD(Electro Motive Diesel)組立 F125 // Tier 4 // ニックネームは:スピリット
エンジンはディーゼルのV20気筒4ストローク(車をイメージしてください)で、
大体4000馬力との事です。レールの幅は標準機の1435MM(新幹線、近鉄、京急、阪急などと一緒です。)
スケールは大きく見えますが、プラットホームが地面のため、大きく見えます。
この日はSan Bardino行きの列車の為、通常8Bのりばからの発車ですが、
臨時に15番Bのりばからの発車でした。(このホーム、現地の人も警備員もわからかった、半稀なのりばでした)
ユニオン駅は大きく、同じホームでも、1Aと1Bに分かれています。( 京阪淀屋橋駅に似ています。 )
但し15番Bのりばは、Bだけ。
例: 6A→6B→車止め
車止めはこんな感じです。無地
15番Bのりば
真左には車が止まっていますが、LA county 又はMetrolink系の事業用の車達です。
14番Bのりばにはアムトラック サーフライナー号が居ましたので、、
アムトラックのこのサーフライナーは長距離列車でもあり、種別で言ったら『急行』の役割と思っていただければ、、
但し、レールの所有はUnion Pacific、BNSF、CSX等の貨物の為、ほぼ8割の確率でダイヤ設定より遅れます。(西海岸寄りは。)
アムトラの客車は、LA発着は殆どが二階建て車両です。なので、汽車の後ろ部分頭が近鉄30000系のビスタカーの様に、
ちょっと盛り上がりが屋根に見受けられます。
機関車は、ドイツのSiemens Charger // キハ85で有名な、カミンズ製V16気筒 4400馬力
地方によって種類は異なります。(例でいうと、113系 0番台、1000番台、2000番台みたいな)
写真はSC-44番台です。
客車は旧型です、、ね。車輪も年季が入っています。
まるで、コキ100系の様な車輪+近鉄2000系XT01の2代目ビスタカーの車輪足して、3で割ったような、、、、
因みにこちらの車両は、長ければ LAのUnion St→ChicagoのUnion Stまで行くことも可能です。
6951には運転台が付いています。なので、こちらはクハの役割です。
アムトラックについては、また乗車した際に色々とご案内させていただきます。
そろそろ客車のほうに移ります。意外な製造会社が客車を作っています。
手前は2010年頃に作られた車両、白いほうは旧型の車両です。御覧の通り、廃車寸前の色褪せています。
連結面と旧型車両の車輪。
153は1992年頃に製造のボンバルディア製の車両です。昔はステンレスギンギラでしたが、今は白く青いラインが入っています。
この車両、自転車が持ち込めるように、若干の改造が車内に施されています。
で、、、、
今回の乗車にお世話になる251型。なんと
韓国のヒュンダイ・ロテム製。。。亀裂入ってないよね。。??
そうなのです。2010年頃より入ってきた車両は全てHyundai Rotemが製造した車両。
赤いほうは非常用ドアコック
車内はきれいです。意外に落書きなどありません。
ダブルデッカーなので、写真右手は、ドアへ上は客席。
座り心地は最低です。布生地があっても殆どプラスチックの硬さが伝わります。確実に痔になる。。。。
ちなみに右側写真は、車掌用ドア開閉装置です。よく名鉄6000系や6500系等についています。
ここで開閉操作中でドアが半開きの状態でも、列車は発車いたします。
そろそろ発車時間でしょうか。ちなみに発車ベル等は有りません。
車掌の車内放送と同時に( Last Call, door is closing = 発車します、扉が閉まります )と言ったら、
ピー・ピー・ピーとドアブザーが鳴り、閉まります。録音したので、後日Youtubeなどに載せます。
前面は機関車が居るため展望は出来ません。
空気ばねのはずですが、縦、横、下等揺れる揺れる。
切符はこんな感じです。紙のペラペラ。近い将来、日本もこんな感じになるとか記事で見ました。2025年頃でしょうか?
車掌さんが、乗車券拝見の際は、アンドロイドのスマホの携帯でQRコードを読み取り、拝見完了となります。
絶対に回ってきます。というのは、無賃乗車でホームレスなどよく乗ってくるからです。
私の目的地は、San Bardino線 Covinaコビナ駅。
停車駅は、Cal State LA El Monte Baldwin Park Covinaの順に停車いたします。
Union Stationを出発すると、
大きく右へカーブしていきます。制限速度も大体30km/h位。
写真左の奥の列車は、別方面(恐らく、オレンジカウンティ方面と思います。。)
アメリカはダイアモンドクロスポイントの大宝庫です。よく当たります。それが右の写真。
小さい鉄橋を渡り、さらに右へ。。。
すると去年以上前からずううううっっっと放置してある汽車に巡り合わせます。
この6両、去年は別の汽車とももう少し長く(確か8両?)連結されていましたが、どこかへ行ってしまったようです。
信号機が見えました。信号機の読み方は、物凄く複雑です。ただ、覚えれば簡単に解釈できます。
正直、日本の信号機のシステムのほうが、物凄くわかりやすいと思います。
因みにこの現示は、直進ではなく、曲がり有りという意味です。
そして、奥に保留車両が沢山並んでいます。但し、ラッシュ時にここから、何両か脱出して運用についています。
この機関車は第2話で詳しく、紹介いたします。 古いですが、とても良い車両でした。
フリーウェイInterstate10番と並走して
Cal State LAに到着します。因みに駅は橋下の物凄く小さく、5両編成の内、機関車を含めて前3両ははみ出して停車します。
日本では、(後ろより2両は扉が開きません、ご注意下さい。)という感じですが、
アメリカは、(3両だけ開きます。列車車体番号、CarNo.167、253、そして195があなたの居たい車両の番号です。前二両は開きませんよー。)みたいな感じで放送が流れます。稀に言い方が、接客という名の”せ”の字も付かない案内です(笑) もしくは、訛りが強すぎて何言っているかわからないことも。
列車はEl Monte駅(写真を撮り損ねました。。。泣)
Elmonteはグレイハウンド(夜行長距離バス)やメトロのバスターミナルがあります。少々大きいです。
但し、駅からバスターミナルまで離れているので、ちょっと厄介ではあります。
そしてBaldinParkへ着きます(写真上)。何もないです。前にはロータリー。
懐かしい、日産のレパードとホンダのアコード。昔はよく見ましたが、最近見なくなりましたね。
そして目的地、コビナ駅。2面2線。
因みに4駅とも全部無人駅です。券売機が置いてあるのみ。
自動改札機? なにそれ? おいしいの? と言えるくらい、解放の駅です。
行ってまいました。右側、青い標識が機関車を含めての停止位置目標。頭を基準ですが、てきとーに止まっています。
駅のロータリーです。
どこからでも入れます。Covina近辺の郡保安官(Sheriff)の車。2018年のFord Explorer Police
Inerceptor 仕様。
誰も乗っていなかったので、飾りで置いてあるか、後ろの交番みたいな所でサボっているか。。。
最後に駅前の藤の花をつけたかったですが、中々添付出来ないので、次回にいたします。
では、また第弐話でお会いいたしましょう。