最初リハビリがはじまったころ、
リハビリって結局なにをするのかわかっていませんでした。
そのときの柔道整復師の先生が、筋肉をきたえる、という話をしたとき
リハビリのついでに筋肉も鍛えるんですね、と私が言うと、
「いやいや、それがリハビリですよ」と笑われました。
そのとき私が何をメインだと考えていたのか今となっては漠としているんですが(笑)
たぶん、松葉杖の使い方を習うとか、自転車こぎの練習をするとか、そういうことをリハビリだと思っていたんだと思います。
この怪我は、まずは足をまっすぐにのばす”セッティング”と言うのが基本になります。
”タオルつぶし”といって、丸めたタオルを膝の下に入れてそれを押しつぶすように足をまっすぐにするんですが
手術をした足にはこんなこともこたえます。
膝の不安定さやつっぱり感から、これがなかなかできないんですよ。
まっすぐといってもこれ以上できないというところまで反り気味になるくらいまでできないといけないわけです。
膝の下に指を入れられて、この指が入らないように~なんて言われて。
時間が経てば曲がるようにはなるらしいですが、
まっすぐにするのは最初が肝心で、これをさぼるとまっすぐにできないまま固まってしまうときいたら
やらないわけにはいきません。
タオルを足にひっかけて、足はまっすぐにしたままそれを思いっきり引っ張るというやり方もあります。
こちらもなんか膝がかっくんと曲がってしまいそうな気がして(実際にそうなったことは一度もない)
そうなると痛いだろうなと想像するとなかなかできません。
タオルつぶしで伸ばしたあと、今度は曲げる練習もします。
伸ばす、曲げる、と、交互にやるのがいいそうです。
タオルつぶしも実は筋肉を鍛えているらしく
大腿四頭筋のいちばん内側の筋肉が重要らしいです。
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今日のリハビリではどういうときに前十字靭帯が切れるか、
という話を聞きました。
この怪我は膝が内側、足首が外側に向いた状態で強い圧力を受けたときに
受傷するそうで、女性の方が圧倒的に(男性の2〜4倍)多いらしいです。
内股になりやすいからなんでしょうかね。
それを防止するためには、くだんの大腿四頭筋のいちばん内側の筋肉と
あと、おしりの筋肉も大事だそうで、
今日はまたまたおしりを鍛える新メニューが追加されました。
スポーツでけがをしたわけではないのに
こんなリハビリ(≒筋トレ)をやってたら
私、半年後にはすごいことになっているかも。。。ふふ
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部屋に帰って何気なくテレビを見ていたら
たまたま「今日の健康」が映り、それもたまたま膝の手術のことをやってました。
人工膝関節と骨切り術だって。
人工膝関節はYさんも入れてる、と言っていたし、知っていたけど
骨切り術って。。。レントゲン写真を見ておびえました。
私の手術は骨にドリルで穴をあけたらしいけど
これは楔をうちこむ??ひいい~
怖いもの見たさで全部見てしまった。
今日の夕飯は 加賀おでん。
かまぼことかお麩とか入っている、こんなおでん初めて食しました。
おいしかったです。