ついにこの日がやってきた。
姫乃のバースデーワンマン『姫乃、消滅』。
いろいろバタバタして、着いたのは開演時間直前。
その時には前説のFICEが、姫乃の誕生日をお祝いするべく会場を盛り上げていた。
FICEの出番が終わった瞬間に、かけこむように最前列へ。去年のワンマンの時と同じ右側。
しかし、去年と違ったのは、今回は全面撮影禁止(オフィシャルのカメラマンさんが5人配備!)とのこと。
去年は前に勤めていた会社経由でEOS 7Dを借りて撮影させてもらっていたんだけど…。
それなら、今回は姫乃の雄姿をちゃんと目と耳に残そうってって心に決めて、ステージに目を向けた。
ライブ本編が始まりを告げる、姫乃が学業やら様々な忙しい時間の中、夜なべして作ったというムービーが流れる。
ワンマンまでにあったいろいろなこと、姫乃の思いが映像を通じて客席に響く。
ムービーが終わり、暗闇のステージの中、バンドメンバーが集結。
そして、ちょうど自分の目の前にはもう一人見慣れた姿が。
ジョン・エクスプロージョン・イン・ザ・スカイ…ジョンちゃんである。
これも去年と同じ構図…になるのかな?…いや、なるね。間違いなく。
そして、ジョンちゃんから
「みんなで『姫乃~!』と呼んであげよう!」
と呼びかけが。
そして、客席からの大きな姫乃コールに反応し、姫乃本人が登場。
高校の卒業式の時と同じ、おばあちゃんに着付けてもらった着物を纏ってステージに。
姿やMCでの言葉こそ、いつもの姫乃。
でも、何か違う…もちろんそれは悪い意味ではなくて、良い意味で。
うまく表現できないんだけど、自分が今までイメージしてた姫乃というアイドル…いや、アイドルではなくてアーティストと書いたほうがいいのか。
それがこの3年で、そのイメージが本当に変わった瞬間だった。
ちょっと話がそれるけど…。
姫乃は今年の4月(だったかな?)にデビューして3年になるんだけど、それは俺にとっても地下の世界に足を踏み入れて3年、ってことになるわけで。(笑)
姫乃がデビューしてひと月後にピスタで出会うことになるんだけど、この時は俺が仕事の都合で遅くなってしまったためステージを見ることはできなかった。
その時はけいおんの『Cagayake! GIRLS』を歌った、ってブログに書いていた。
今はカメラでいろいろと撮らせてもらっているけど、この時はまだまだ勝手がわからずに戸惑ってて…物販もせいぜい俺とインプさんを誘ってくれたpiares(当時538・さすらいのアイドルユニット)と、ステージじゃ青いうさぎの衣装を纏ってたのに物販じゃセーラー服の姿になっていた奏っぽ(ひヾかな・当時Rabbit's)のもの珍しさしかまともに覚えていなくて…。
そんな中、フリフリの服を着ていた小動物みたいな子がそばにやってきて、
「ライブ初めてなんですか?」
「あ、はい…。」
「あたし、女子高生アイドルの姫乃って言います…よろしくお願いします。」
って、冗談抜きで本当に控えめな姿勢で挨拶をしてきたのが実に印象的だった。
そんな出会いからちょくちょくステージで見るようになって『Catch you Catch me』や『1/2』、『いちごコンプリート』とか、その当時の姫乃らしい可愛らしく、元気で、時折切ないセトリでステージを沸かせていたっけ…。
MCにいたっては、聞いてるこっちとしては「まがりなりにも10代の女の子がそれを言って大丈夫なのか?(笑)」みたいにハラハラさせられたりしてたけど。
個人的には、他のアイドルさんとの2ショットや3ショットなどを撮ったりしだしたのもこの頃で、特に姫乃が絡むと非常に面白くて、それでいて絵になる写真が撮れました。(笑)
そして、何度もステージに立って他のアイドルさん、アーティストさんのステージを見て、はっきりとはいかないまでも姫乃の中で自分の行くべきスタイルが少し見えてきたようで、久保田利伸の『Indigo Waltz』や、岡村靖幸の『イケナイコトカイ』、七尾旅人の『シャッター商店街のマイルスデイビス』など、選曲にも変化が見えてきた。
また、CDリリースを始め、THE ラブ人間の金田康平さんとの共演を経て『時代』という楽曲を提供されたりとか、姫乃の周囲の環境も大きく変わり、魔ゼルな規犬さんとの出会いが方向性を決定づけたと言っても過言ではないと思う。
俺自身も追いつけないほど、姫乃の環境はいろいろ変わっていったんだなぁ、とつくづく感じた。
話を戻し、姫乃の歌声に耳を傾ける。
周囲が拳を上げて大盛り上がりの中、俺は今までのことを思い出しつつ静かに聞いていた…でも、気がついたら体が動いてたけど。
そして、途中ジョンちゃんが離脱してバンドメンバーの紹介が始まり、ピンクのふんどし一丁の姿になって戻ってきた瞬間に会場がまた盛り上がる盛り上がる。(笑)
バンド形式による演奏が一旦終了し、その後は姫乃ソロによる曲披露に。
『三両列車でにゃんだりあ』のアルバムバージョンや、『時代』のニューバージョンなど、バラエティに富んだものばかりでした。
しばらくしてまたステージが暗転し、その間に次のバンドが準備を始める。
またしても自分の目の前に見慣れた人影が…今度は、姫乃の実弟である麻生くんでした。
麻生くんのバンドである『マヨナカ日記』とのコラボ、という…なんて豪華な。
もともと、地下アイドルの世界に足を踏み入れる前にはオルタネイティブ系のバンドとかをよく見に行ってた時期があり、マヨナカ日記のような3人構成で、かつ重厚な演奏をするバンドをよく目にしていて…実はけっこう好きだったりしています。
そして、セッティングが完了してステージが再び明るく照らされ、まずはマヨナカ日記の3人による演奏がスタート。
麻生くんのギターと、
「小学生の時からイケメンだった!(姫乃談)」
銀弥くんのベース、
「もうかわいくてかわいくて…。(姫乃談)」
真琴ちゃんのドラムが織りなす三重奏は、ひさびさに聞いても実に心地良いものでした。
2曲目から、黒い衣装に身を包んだ姫乃も加わり、姉弟共演のステージとなりさらに盛り上がりを見せました。
MCの時は、真琴ちゃんの話になり、姫乃が
「本当にかわいいんだよね~。」
と一言話すと、ステージの後方がどよめいたことを見逃さず、
「おい、何で「かわいい」って一言にどよめいたんだ!(笑)」
と。(笑)
でも、確かにかわいいです…真琴ちゃんは。
さて、話を戻し…もう1曲披露して姫乃は途中離脱。そして、麻生くんの歌声でビシッと締めてマヨナカ日記の演奏終了。
再び姫乃のソロのステージに。
この時には『sympathizer』『君の知らない物語』を披露…だったはず。(何でこんな時にうろ覚え…間違えてたら本当に申し訳ないです…。)
そして、再び姫乃退場。その直後にステージにはカーテンが。
しばらくしてBGMが変わり、今度はカーテン越しにステージに閃光が走り、カーテンが開いてドラムセット裏のスクリーンには今回のシークレットゲストの名前が…そこには『魔ゼルな規犬』の文字が。
そして、いつものように馬のマスクをつけてドラムを叩き、マイクを通じて独特の語り口で客席を沸かし、観客を巻き込んで×××なことをしたり…もう、魔ゼルな規犬ワールド炸裂でした。
そんな中、白いドレスに身を包んだ姫乃が登場。
BGMにかき消され、はっきりと聞き取れない中、
「姫乃、消滅します!」
この一言とともに、なんと姫乃、自分の髪にハサミを入れるという行為に。
姫乃の髪がステージに舞い落ちる。
…その姿に、もうため息しか出ませんでした。すごいな、と…。
アンコール直後では、姫乃はステージではなくカメラのブースに表れ、薄紫の姫乃Tシャツに身を包んで1曲披露。
そして最後に『Gold』という曲でステージを締め、大歓声の中終了。
本当にいい曲でした。
物販では、バースデーメッセージの色紙を渡し、チェキを撮ってもらって外へ。
この日は、地下のチェルシーホテルと、2回のライブハウスもそれぞれライブが行われていて、スターラウンジ前は人でいっぱいでした。^^;
何はともあれ、本当に楽しいライブでした。
アイドルを始めて、そして舞台にも立ったり、ライターにもなったり、マルチな活動を見せた姫乃の成長っぷりに感服でした。
姫乃と出会えて本当に良かった…その一言です。
姫乃、本当に、本当にお疲れ様。
これからも、よろしくです。^^
