会社が終わって、一度家に帰った。
正直、そこで今日は終わってもおかしくなかった。
着替えて、少し座って、スマホを見て。
この流れに入ったら、だいたい何もしない。
でも今日は違った。
きっかけは、元ゴールドマン・サックスで働いていた田中渓さんの話だった。
最近、YouTubeでラジオみたいに流してよく聞いている。
ランニングの話が多くて、正直かなりストイックだ。
全部真似しようとは思わないけど、不思議と火はついた。
家に帰ってから、少し迷って、外に出た。
1.5キロ先のコンビニまで走ることにした。
目的地はファミマ。
距離もペースも適当で、とにかく止まらずに行くことだけ決めた。
行きは走った。
帰りは、正直きつくて歩いた。
ファミチキを食べながら帰った。
意識高いことは何もしていない。
往復走れてもいない。
それでも、今日は「走った日」になった。
最近思うのは、習慣って気合じゃなくて妥協点だということだ。
完璧を目指すと動けない。
だから、コンビニまででいい。
帰りは歩いてもいい。
ファミチキを食べてもいい。
田中渓さんみたいな人の話は、完成形として聞いている。
自分は途中経過でいい。
できる範囲を切り取って、今日できたかどうかだけを見る。
正直、人生が変わった感じはしない。
気分も爆上がりしていない。
でも今日は、家でダラダラして終わる夜じゃなかった。
それだけで、今日は合格にしている。