新たに迎える犬を探す。

犬種はボーダー・コリー。


車で迎えに行ける距離。
気に入ったら連れて帰れる月齢。
女の子。
予算。

検索していると一件あった。

あとは遠い。

……とかなりの予算オーバー😅



金額じゃない!ってよく言われるけど
金額も大事よ。

その後の養育費にもお金かかるんだから。

予算を考えるのは当たり前!

湯水の如くお金を使える人だけ言ってよ。
「犬は金額じゃない。」
「貧乏人は犬を買うな。」
↑これもね。


一件見つけたブリーダーに
サイトから連絡。

すぐに見学OKの返事が来た。

日時の確認もサイトから。


ちょっと不安になったから
電話してみた。

呼び出し音が鳴って
すぐに出てくれた。

が、


寝起き?
いや、寝てた?

しどろもどろな「もしもし」
酒焼けのような声。

名乗ると
「あー」と酒焼けの声。

ブリーダーさんよね?
午前10時で寝てる?

なんか不安。


とりあえず見学の約束を確認して
電話を切った。


拭えぬ不安。

これは見学予定日の前日のこと。




安心材料を見つけたくて
もう一度サイトを見直した。



ん?ちょっと待って。


同じ写真の子が別の人で投稿されている。

よく見ると部屋の号数違うけど住所が同じで苗字が同じ。

ご夫婦かな?

え?待って。

金額が五万円も差がある。

どゆこと????


更によく見ると

一方は、ワクチン済みで
一方、ワクチン未。

一方は、血統書有りで
一方は、血統書はコピーで渡す。

?????

どゆこと?


そばにいた長男が、それらの情報をもとに検索し始めた。

詳細は、書かないけど
なんだか胡散臭い気がしてきた。


私の勘は、当たるのです。



断ろう。


そう思ったら
即!行動。


お断りの電話をした。


やはり、酒焼けの声だった😅





なんかホッとした。





そのブリーダーを検索している時に
気になるボーダー・コリーの投稿を目にした。

ホッとしたあと、
ゆっくりその子の情報を確認した。

使われていた写真が
COCOに似ている。

それだけで最初に心惹かれた。


場所は隣県。
すぐに連れて帰れる月齢。
予算より大幅に下の金額。
だけど、男の子。

長男の
「見に行くだけ行ったら?」

そうやね!

速攻で電話してみた。



「もしもし」
何回もの呼び出しのあとやっと出てもらえた。

ボーダーの仔犬の件を伝えると
その子についてきちんと説明してくださった。

好感度♡


急で申し訳ないが明日見に行ってもいいか尋ねると

快くOKの返事をしてもらえた!


「お待ちしています!」


その声が、すごく良い感じだった。



この日、

COCOの四十九日だった。




“かーちゃーん、その女の子じゃないよ”

“こっちの男の子だよ”


COCOが、そう知らせてくれたように思えた。




犬を探す。

ハスキーを諦め
ダックス……小型犬は……
コーギー……可愛いけど……

決めてが無い時に
次男からの「ボーダー?」

たくさん検索して
決めたのに
断ることになって……


導き?


誰かが、知らせてくれた。

COCO?

それとも……





次の日、隣県まで向かったのであった。