A Clockwork Orange
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トレーニング

今日は平常通り美原で練習。

敗戦の悔しさを持って練習に臨んでいるかと期待したが、全く見えず。さすがに怒った。でも、厳しい事は言ったが所々に励ましの言葉を入れたせいか上手く気持ちを高ぶらせる事が出来た気がする。土曜は練習試合。どんな姿勢で臨むか楽しみだ。これから集めたサッカーノートをゆっくり読むとする。ちゃんと書いてあるかな?


今日のメニューはアップ、3vs1、6vs6+1フリーマン、1ゴールと3ターゲットをゴールとした6vs6+1フリーマンのハーフコートゲーム

U-14クラブユース選手権

10月13日(月)晴れ  上里堤グランド

vs新座フォルチ

0-2 負け

前半1分 コーナーキックから4番の長身選手が頭で合わせる→立ち上がりの悪さ露呈。フリーで合わせられる。

前半18分 またもコーナーキックからファーに来たボールを頭でゴールラインの外にクリアしようとしたが、誤ってゴールに向かってクリアしてしまい、オウンゴール→オウンゴールをした選手に責任なし。GKのコーチング、FPとの連携が課題。またコーナーキックにしてしまった対処の仕方も課題である。


システムを従来の4-2-3-1から4-3-2-1に変更し試合に臨んだ。やや守備的なシステムではあるが、ここ最近、従来のシステムだとボールが中盤をやる選手たちの頭上を行き来する一昔前のサッカーになってしまっていた。また、飽きっぽい選手たちばかりなのかマンネリ化は否めず、動きに新鮮さが無い。。。。新しいシステムを採用した事により動きの新鮮さは取り戻せた気がする。

システムを変更した理由は他にもある。私はボランチを改善しなければならないと考えていた。2ボランチを担う2選手の運動量はこの年代ではトップレベルにあると思う。事実、陸上の大会に出場し表彰されるぐらいだ。しかし、まだまだボールコントロールや展開力、2ndボールの先取力が不足している為、ボランチとしての「質」が低い。そうした事を踏まえ、2人とは逆のタイプの選手(運動量は少ないがボールコントロールや展開力を持ち味とする選手)を加え2ボランチから3ボランチにし、「中盤の底からの展開、しっかりと2ndボールを拾い厚みのある攻撃」を目的とした。「サッカーは11人でやる団体競技。11人で互いの長所を引き出しあい、互いの短所を補う」野洲高校の山本佳司監督の考えを参考にした。また、3ボランチにする事により守備面が強化されDFラインがある程度安定した。その結果、積極的に両サイドバックの攻撃参加を可能にした。しかし、攻撃参加のタイミングやポジショニングにはまだまだ課題はあるが。

今日の試合では、中盤の底からの展開はまずまずであったが、2ndボールが拾えず単調な攻撃になってしまった。相手がサイド攻撃を得意とする為、両サイドバックは守備に追われほとんど攻撃参加できずに終わる。自論としてはサイド攻撃に対しては守るのではなく逆に攻める事により守備とする。「攻撃は最大の防御」という言葉通りである。昨シーズンのバルセロナ対セビージャ戦で繰り広げられたロナウジーニョ封じの為の右サイドバック、D・アウベスの積極的な攻撃参加やCL決勝のマンチェスター・U対チェルシー戦でのC・ロナウド封じの為に無尽蔵のスタミナを武器にひたすら攻守にアップダウンを繰り返した同じく右サイドバックのM・エッシェンのプレーが理想である。しかし、理想は理想であり現実は異なる。その考えはあったがそこまで要求する事が出来ずに終わってしまった。

完敗ではない。6:4で圧されたゲームではあったが自分が意図したプレーを選手たちはやろうとトライしてくれた。良いプレーもあった。課題はまだまだあるが、前節に比べ守備面でかなりの成長が感じられた。見間違えるほどである。ただ、その分攻撃面に変化は見られず。攻撃は教えて出来るものではないがもっと積極性が欲しい。献身さが足らない。強さが欲しい。課題が山積みだ。エースには早く大人になってほしい。

サッカーの厳しさを知ってほしい。今の自分に満足しないでほしい。「小さいお山の大将」ではなく「大きなお山の大将」になってほしい。彼には才能があるんだ。もっと仲間の為に。


今回の敗因は100%私にある。選手たちは一生懸命戦ってくれた。自分の指導力不足である。しかし、チームはゆっくりではあるが着実に強くなってきている。

期待は尽きない。まだまだ成長できる。私も選手たちも。