コードと言うのは、二つ以上の音が同時になっている状態の事を意味しています。
コードは、音楽における伴奏、ハーモニーを作るために重要な要素で、西洋音楽においては音楽の三大要素として扱われます。
西洋における音楽の三大要素は、以下になります。

  • リズム
  • メロディー
  • ハーモニー

コードは、この中のハーモニーにあたります。
一般的に、バンドなどで使われるコードは、「根音」というコードの基礎となる音と、その音から長三度上の音、または、その音から短三度上の音、というように三度音程で音を積み重ねて作られます。

コードについての理論は、「コード理論」というように呼ばれ、音楽理論を学習する上で、避けては通ればい必須の知識になっています。
ですが、初心者の人であっても、基本的には、簡単に学べることでもあるので、あまり気負いせずに何となく学習していくと良いと思います。

コードネームで呼ぶ

コードには「Cメジャーコード」(C maj)というように、名前が付けられています。
このようにコードに付けられる名前の事を「コードネーム」と言います。
コードネームは、コードの根音のアメリカ音名と、そのコードがメジャーコードなのか、マイナーコードなのかについてを表します。

例えば、「Cメジャーコード」というコードネームのコードの場合、根音の音が「C」という事を表していて、メジャーコードという事も表しています。
メジャーコードというのは、根音の音の後に三度音程で積み重ねる音が、根音の音から長三度の音程差となっている音を積み重ねるコードの事です。

「Cメジャーコード」の場合、 「C」の長三度上は「E」(ミ)ですので、「ド」の後に「ミ」を積み重ねる事になります。
また、「E」の後は、短三度で音を積み重ねるので「G」(ソ)を積み重ねる事になります。
このように、コードと言うものは、ハーモニーを作るためのものであり、コードの根音の音によってコードネームで呼びます。