初めまして、という方も、このブログで今まで読み続けて頂いた方。
僕と言うと疑われてしまいますが、改めて三浦春馬と申します。
僕が今まで伝えたかった事を受け止めて頂けると幸いです。
自分でこの様な結果を生み、そして皆さんを悲しませてしまった事や混乱を招いてしまった事を謝らせて下さい。
それでも現状は事実です。
僕はずっと危惧していました。
争い事や疑いから生まれる真実とはかけ離れた事が起こる事を。
事実、芸能界隈では今でもその様な事が頻繁に起きていると思います。
心無い他人の憶測に左右され、人生が変わってしまう方がいる事。
事実とは異なった言葉を鵜呑みにして攻撃的になってしまう人がいる事。
それが起きた時にどれだけの悪影響を齎すのか。
その人の人生を崩してしまうのか。
どうしても他人事のようには捉えられませんでした。
人は何かしらの間違いを犯します。
小さな事や大きな事。
許されない事も。
それでもニュースで取り上げられるのはごく一部で、世の中には沢山の悲劇が起きています。
もし芸能人ではなく一般人であればニュースにならない事が多々あります。
何か小さな事でも芸能人だから大きく取り上げられるというだけです。
僕は1つ後悔をしている事があるとすれば、自分でこの様な結果を生んで肉親を追い込む事です。
原因は僕にあります。
僕は弱い人間でした。
人を信じる事も自分も信じる事もできなかった。
その結果、自分で吐き出す事をする事ができなくなり自分を自分で追い込んでしまったんです。
もし少しでも根底にある悩みを話せていたら、もし少しでも自分を褒める事ができたなら結果は変わっていたかもしれません。
それを考えたとしても現状は変えることができません。
皆さんは当時、何故なのかとか信じる事ができないといった思いがあったと思います。
というよりも、そうしてしまったと思います。
沢山の降霊術を使われる事も多かったですし、沢山の憶測が飛び交って誤解をされていたのも正直に言うと辛かったです。
僕という人間を、芸能人ではなく1人の人間として見て欲しかったからです。
芸能人としての自分は捨て去りたくて、最期だけは自分でいたかった。
それだけなんです。
この選択には後悔はありません。
芸能人としての三浦春馬はもう終わらせたかった事が理由ですが、期待に心は追いつきませんでした。
心を蝕まれていた事も隠すしかありませんでした。
結果的に自分が何なのか分からなくなって、生涯したかった事も叶わないという確信を持ってしまいました。
僕はそんな弱い人間でした。
だから皆さんにはどうか受け止める心を持って欲しいです。
辛い時は辛いと。
泣きたい時は泣いて下さい。
楽しい時は心から笑って下さい。
嬉しい時は心から喜んで下さい。
決して疑心暗鬼にならないで下さい。
僕の争い事というのは、ネットでのバッシング等で言い争いになる事でした。
それがまだ尚続いている事が残念な事だと思います。
自分自身ではなく他の方のものを見ても傷付いていました。
今伝えられる事はこれしかありません。
存在しない今、まだ僕を想ってくれているのだとしたら、遺した作品を大切にして頂きたいです。
俳優として生き抜いた証です。
とても辛い作品もありました。
だからこそ大切にして貰えると嬉しいです。
俳優として生きてきた事が報われます。
皆さんとお会いする事はできませんが、僕からお伝えしたかった言葉です。
どう捉えられるかは分かりませんし、この言葉は信じてもらえないかもしれません。
それでも今僕にできる事はこのくらいしかありません。
本当にありがとうございました。
皆さんはどうか強くあって下さい。
三浦春馬