もう読みましたか?「世界から猫が消えたなら」 もうすでに映画やってますが。
正直、本で一度は読んでいただきたい、この素敵な言葉を刻んでいただきたい。
作者は映画のプロデューサーだそうです、モテキ、とかの。びっくり。

私は実はただ良い本、とか、感動するから読んで、とか、実は読みません。
ひねくれ者なので感動とか求めてないのです。ミステリ系かサスペンス系しか興味なぁい。

…なんだけど、感想を聞かせてほしいということでしゃーなしに読みました。
どうせ良い本ってのはわかってるのに別にそれでいーじゃないの、とかって思いながら。

で、読んだ……

……これ、すごいです!!なんっっってすごいんだろう!! って思った、びっくりした!
だって題名だっていかにも猫と離れ離れになってどうせ悲しかったりするんでしょー、とかって
予想してたら全然違うでやんの!冒頭の1行目から胸に突き刺さった。

「死ぬ前にやりたいことは10もなかった」

え?ないの?だってもう死んじゃうって思ったらいっぱいあるんじゃないの?そして思わず自分だったら
なんだろう、とかって気が付いたら入り込んでいた。

展開もとにかく飽きさせない、そして思わず覚えて誰かに聞かせたくなる名言、金言の数々!
魅力的なキャラクターの登場、陽気な悪魔がでてくるのよ、この題名から考えられる?
読み終わるころにはこの悪魔も猫もすっかり自分はファンになってたよ、もう。
ちなみにこの猫だってただの可愛いだけの猫では終わらない。

主人公はいきなりもうすぐ死ぬと宣告されて命を伸ばす代わりに世界から一つずつ何かを消すことを
悪魔と取引することに。

この作者はね、なんかねもう難しいこと抜きにしてやりたいことをやった感があるのよ。
死をテーマにしてるはずなんだけど、なんかもう軽快でむしろちょっとご機嫌にすらなる、う=ん、うまく言えん。
この衝撃は井坂幸太郎のラッシュライフを読んだときに少し似ている。あっちはクールでドライな感じとしたら
これは、クールでファニー?(何をいっとるんだか)

面白いのはもちろん、とにかく傑作です!!超!おススメ!!





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