「可愛いよ」


その一言


「愛してるよ」


その一言


他の誰からよりも、貴方から


他の誰にでもない、私への


その一言が、とても嬉しいよ

(これからあたしは!)

(何にすがって生きていけばいいのよ!!)

(教えてよ!!)

(ねえ!!)


-そんな事、自分で考えろ

 

 立って歩け 前へ進め

 

 あんたには立派な足がついてるじゃないか-





                          ~「鋼の錬金術師」より~

狂おしいほどに愛しい


狂おしいほどに愛してる


貴方が私に触れてくれる


貴方が私を抱いてくれる


それだけで、私の想いは溢れかえる


私の心は想いに溺れる事ができる


もっと…もっと…


私を求めて


もっと…もっと…


貴方のモノなんだと、刻み込んで


私の首に回した、貴方の手


そのまま


力を込めて


薄れゆく意識の中でさえ


私は嬉しさと愛おしさを感じれるから


私のお腹を引き裂いたとしても


私の胸を貫いたとしても


痛みなんて感じない、感じる理由すらない


私に刻まれた「証」だから


至福の笑みを浮かべ


愛しい気持ちで


恍惚なまま


逝く事ができる


刻んで、貴方の手で


私の身体を心を喰らい尽くして


貴方からなら


私は嬉しい