最近、オネエ全開気味のインスタで、こんな投稿をしたのだけど。
ふと、
この感情って自分にとって大きな原点のひとつかもと思ったんだよね。
自分がゲイって気づいたのは12歳頃なんだけど。
当時はインターネットとかもないから、本当に情報もなくて。
大学生になって初めて同じゲイのひとと知り合うまで、ずっとどこかに孤独感みたいなものがあった。
別に、いじめられたりとかはなかったし、友達もいたのだけど。
誰かと一緒にいても、
なんだかひとりぼっちみたいな感覚。
性自認ってやっぱりアイデンティティの根っこみたいなものだから、けっこう影響大きいんだと思う。
でもって、
「男と女が愛し合うもの」
「結婚するのが当たり前」
みたいな価値観の中で暮らしてるから、
「男同士が信じられない」
「ホモが気持ち悪い」
とかって言われると、別に自分に向かって言われてるわけではないけど胸が傷んだ。
だから、
ちゃんと自分のすなおな気持ちをそのまま口にできるのって、なんてしあわせなことだろうと、ぼくは思うんだよね。
これって、別にゲイとかLGBTの話だけではなくて。
なんでも一緒だと思う。
「好き」だと思うもの
「いいな」と思うこと
「したいな」の気持ち
そういう自分の中からの感情を、
世間の常識とか
対面とか
こうあるべき
という名のもとに殺してしまうのは、
とても悲しいことだと思うのだ。
ぼくの大切な友人が
「自分の中の「好き」を自分のすきなひとが
目の前で諦めてるのって
自分を殺していることと一緒だから
自殺みたいで、
すごく悲しくなる」
って言ったのを聞いて、
まさにそのとおりだと思ったのだけど。
自分自身のそういう気持ちって、
やっぱり大切にしないといけない。
心の中の柔らかい部分
大切な部分で、
それは聖域と同じで。
誰かに土足で侵入させちゃいけないし、
誰かの言葉で変えなくていい。
不妊の相談をしていて
「年齢だから」
「あきらめないといけないと思って」
という言葉を聞くことがよくある。
でもね、
そうじゃないよねって思うのだ。
たぶんここには、
昔のぼくが出てきてしまって、
自分の中に、
赤ちゃんをほしいと思う気持ちがあるのなら
その気持ちを殺すことなんてない。
そう思う。
体外受精とかの治療をするとかしないとか、
そういうことではなくて、
自分の中の気持ちを殺すことはない。
なんでもそうだよね。
自分の
「好き」
「いいな」
「したい」
は、
自分の中の大切な世界なんだよね。
それは、
とてもとても根源的な
そのひとの心の中の世界や価値観だから。
自分を大切にするって、
そういうことなのだと思うのだ。
ぼくは。
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すべて読ませていただいていますが、【個別の返信はできません】ので、ごめんなさい～！