妊娠報告が９５１名になって、ついに1000人の大台に向けてリーチ。
数字がすべてじゃないけど、
やっぱりうれしい。
だいたい月に20名前後の方から妊娠報告をいただくので、このペースだと年内に1000人に到達しそう。
１０００人とか、子宝相談をはじめたころには思いもよらなかった。
最初のころは年間数名だったんだよ。
でもそれが、２０１４年に初めて年間１００人を超えてから、
２０１４年 １０７名
２０１５年 １５５名
２０１６年 ２１８名
と、着実に伸びていってる。
それだけ多くのひとが喜ばれてるということで、やっぱりうれしい。^^
もっとも漢方にしても薬膳茶にしても、それを飲めばいいとかでは決してなくて。
『自分を大切にすること。』
がベースにはある。
自分の体を大切にすること。
自分の心を大切にすること。
そのどちらも大事。
よく 『妊娠率◯％！』『３ヶ月で結果が！」みたいな煽るような宣伝もあったりするけど、ああいうのは好きじゃないんだよね。
だって、そんなにかんたんなものではないから。
うちで漢方や薬膳茶を始められてから、妊娠報告をいただくまでの平均期間は１年弱。
ある程度の時間はかかる。
だからこそ、腰を据えてみてほしい。
以前は１０ヶ月くらいだったけど、少しずつ延びてる。
これは、体外受精を何度してもうまくいかなかったり、子宮内膜症や子宮腺筋症といったトラブルを抱えられていたりする方が多く来られるようになったからかなぁと思ってる。
昔よりも、４０代の方が増えていることもある。
どんなひとが多いかで、妊娠のデータは全然変わる。
焦るかもしれないけど、
やっぱり一歩一歩。
もう子宝相談をはじめて１０年を越えるけど、経験を重ねれば重ねるほど、そう思う。
そして、
焦りや不安を否定するのではなくて、
そんな自分を認めた上で立ち止まるのが、
すごく大事だ。
焦って毎月連続で、採卵や移植をするひとは少なくない。
でもね、
毎月みたいに治療をするのは、世界的にみても日本くらいなんだよ。
そして、そのせいだけとは言わないけど、日本の体外受精の妊娠率は世界的に見てもすごく低い。
国際比較なので少し古い２０１０年のデータになるけど、
日本は年間２４万回の治療周期という世界１位の治療件数。
(2014年には年間39万の体外受精件数)
でも、
採卵一回あたりの出産率は６．２％と世界最低。
（世界平均は２０．１％）
これは1回の採卵で妊娠出産できるのは、世界的には5人に1人なのに、日本では16人に1人しかいないということ。。。
なんでこんなことになってしまっているのかは、いろんな原因や理由が考えられるけど、
この事実を前にして、立ち止まってみてほしい。
焦りや不安だけで、ただ治療をやみくもにしても、いい結果はついてこない。
一度、立ち止まる。
ホルモン治療をした後って、生理周期が乱れない？
採卵や移植をした時はわかりやすいけど、
生理の状態がいつもと違わない？
ホルモン剤は、体に影響を与える。
これは事実。
だからこそ、治療をする時、体を回復する時。
その両方を意識してほしいなぁと思う。
毎日マラソンは走れないでしょう？
休むことは遠回りに見えて、遠回りじゃない。
ただひたすら毎月のように治療をしているほうが、ぼくには遠回りにみえる。
一回一回の治療を大切にしよう。
そして逆説的だけど、
病院に行ったことがないひとは、行ってほしい。
恐れや不安から行かないことは、なんの解決にもならないから。
「自然」がいいからという気持ちもわかるけど、それを理由に治療を先延ばしにするのも、同じように解決にならない。
全員がそうだとは言わないけど、
ジョーカーを切るのが怖いだけかもしれない。
↓ ↓ ↓
赤ちゃんがほしいという、あなたのその気持ちにすなおに。
なにがベストかを、よく考えてみて。
恐れや不安、焦りはあるだろうけど、その気持ちを否定することなく、臆することなく、一歩一歩すすんでいってほしいな。
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